1510695 岩手県/くるみ 手提 総裏皮 乱れ編み ふっくら
こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれた手提げです。
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた手提げをご紹介します。
”みだれ編み”と呼ばれる編み方で作られていて、
ふっくらとした形のかごバッグです。
くるみ樹皮の深い焦茶色をした裏皮が表面にくるように編まれています。「みだれ編み」という、一見不規則な編み方で作られています。
伐った直後にはフレッシュなクリーム色をした樹皮が、少し時間を経るとここまで深い色味になることに驚きを感じます。
ふつうは「縦ひご」「横ひご」とよばれる一本ずつのひごがそれぞれ一定方向にそって流れるように伸びていますが、その編まれ方を見ると規則性があるようでないところが、また見ていて飽きません。
かごの縁下には、裏皮のひごのステッチが2本入っています。
縁を上から見たところです。外側と内側、両サイドからしっかりと編み込まれています。
かごの持ち手部分です。縁と持ち手も深い茶色の裏皮が見えるように編まれています。
持ち手の芯材として、あけび蔓が入っています。芯材は、くるみの樹皮で編み上げ、かご部分に留められています。
かごの底面裏側です。こちらもみだれ編み仕様です。
この方が作られるくるみの手提げではめずらしい、ふっくらしていて、みだれ編みのタイプ。丸のある形が優しい印象を与えます。
お財布、ポーチ、携帯電話、キーケース、ミニボトルなど余裕で収まりそうです。A5サイズの本もすっぽり入ります。
存在感のある大きさですが、ひざの上に載せてちょうどよく収まるサイズかと思います。
目隠しに、お好きなスカーフやハンカチなど荷物の上に布を被せるのも。かごとの組み合わせを考えるのも楽しそうです。
材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。
ひとつひとつの樹皮のひごは色のトーンや風合いが微妙に異なり、
それがかごの表情に深みを持たせているように感じます。
樹皮に鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめ、
かごを手で撫でれば撫でるほど、手の脂でかごの艶が増してきます。
ほかにはない、唯一のユニークなかごバッグ。
でも気をてらったわけではなく、
使い手のことをよく考えられていると感じる、実用的な手提げです。
日々寄り添うなかで、きっと愛着のある一品になることと思います。
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれた手提げです。
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた手提げをご紹介します。
”みだれ編み”と呼ばれる編み方で作られていて、
ふっくらとした形のかごバッグです。
材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。
ひとつひとつの樹皮のひごは色のトーンや風合いが微妙に異なり、
それがかごの表情に深みを持たせているように感じます。
樹皮に鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめ、
かごを手で撫でれば撫でるほど、手の脂でかごの艶が増してきます。
ほかにはない、唯一のユニークなかごバッグ。
でも気をてらったわけではなく、
使い手のことをよく考えられていると感じる、実用的な手提げです。
日々寄り添うなかで、きっと愛着のある一品になることと思います。
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれた手提げです。
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。
沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。
その先はこのように枝分かれしています。
株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。
切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。
切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。
剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。
こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた手提げをご紹介します。
”みだれ編み”と呼ばれる編み方で作られていて、
ふっくらとした形のかごバッグです。
くるみ樹皮の深い焦茶色をした裏皮が表面にくるように編まれています。「みだれ編み」という、一見不規則な編み方で作られています。
伐った直後にはフレッシュなクリーム色をした樹皮が、少し時間を経るとここまで深い色味になることに驚きを感じます。
ふつうは「縦ひご」「横ひご」とよばれる一本ずつのひごがそれぞれ一定方向にそって流れるように伸びていますが、その編まれ方を見ると規則性があるようでないところが、また見ていて飽きません。
かごの縁下には、裏皮のひごのステッチが2本入っています。
縁を上から見たところです。外側と内側、両サイドからしっかりと編み込まれています。
かごの持ち手部分です。縁と持ち手も深い茶色の裏皮が見えるように編まれています。
持ち手の芯材として、あけび蔓が入っています。芯材は、くるみの樹皮で編み上げ、かご部分に留められています。
かごの底面裏側です。こちらもみだれ編み仕様です。
この方が作られるくるみの手提げではめずらしい、ふっくらしていて、みだれ編みのタイプ。丸のある形が優しい印象を与えます。
お財布、ポーチ、携帯電話、キーケース、ミニボトルなど余裕で収まりそうです。A5サイズの本もすっぽり入ります。
存在感のある大きさですが、ひざの上に載せてちょうどよく収まるサイズかと思います。
目隠しに、お好きなスカーフやハンカチなど荷物の上に布を被せるのも。かごとの組み合わせを考えるのも楽しそうです。
材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。
ひとつひとつの樹皮のひごは色のトーンや風合いが微妙に異なり、
それがかごの表情に深みを持たせているように感じます。
樹皮に鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめ、
かごを手で撫でれば撫でるほど、手の脂でかごの艶が増してきます。
ほかにはない、唯一のユニークなかごバッグ。
でも気をてらったわけではなく、
使い手のことをよく考えられていると感じる、実用的な手提げです。
日々寄り添うなかで、きっと愛着のある一品になることと思います。
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。