210134 岩手県/すず竹 おぼけ 中・大 2サイズ
こちらはすず竹で編まれた、「おぼけ」とよばれる丸い形のかごです。
おぼけ(苧桶)とは、かつて紡績の仕事で使われていたもので、
麻の繊維を細かく裂いてつなぎ、撚り合わせた糸を入れておく容器のことです。
かごのほかにも曲物(まげもの/木製)や箱、ざるなど
おぼけには、さまざまな容れ物が使われていました。
糸にする作業を「苧積み-おうみ-」といい、
積み終えた糸が絡まないようにするために活躍していたおぼけ。
このすず竹製のおぼけは、かごの底が四角く、
縁の部分が丸い形をしているのが特徴で、この地域ならではの作りです。
こちらのページでは、おぼけの「中」と「大」サイズの2サイズをご紹介します。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
その色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
使いこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮が艶を帯びるほど優秀な素材です。
ほかには見ない唯一無二の形。
どちらかお好みのサイズをお選びくださいませ。
–岩手県鳥越のすず竹細工–
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。
こちらはすず竹で編まれた、「おぼけ」とよばれる丸い形のかごです。
おぼけ(苧桶)とは、かつて紡績の仕事で使われていたもので、
麻の繊維を細かく裂いてつなぎ、撚り合わせた糸を入れておく容器のことです。
かごのほかにも曲物(まげもの/木製)や箱、ざるなど
おぼけには、さまざまな容れ物が使われていました。
糸にする作業を「苧積み-おうみ-」といい、
積み終えた糸が絡まないようにするために活躍していたおぼけ。
このすず竹製のおぼけは、かごの底が四角く、
縁の部分が丸い形をしているのが特徴で、この地域ならではの作りです。
こちらのページでは、おぼけの「中」と「大」サイズの2サイズをご紹介します。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
その色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
使いこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮が艶を帯びるほど優秀な素材です。
ほかには見ない唯一無二の形。
どちらかお好みのサイズをお選びくださいませ。
–岩手県鳥越のすず竹細工–
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。
こちらはすず竹で編まれた、「おぼけ」とよばれる丸い形のかごです。
おぼけ(苧桶)とは、かつて紡績の仕事で使われていたもので、
麻の繊維を細かく裂いてつなぎ、撚り合わせた糸を入れておく容器のことです。
かごのほかにも曲物(まげもの/木製)や箱、ざるなど
おぼけには、さまざまな容れ物が使われていました。
糸にする作業を「苧積み-おうみ-」といい、
積み終えた糸が絡まないようにするために活躍していたおぼけ。
このすず竹製のおぼけは、かごの底が四角く、
縁の部分が丸い形をしているのが特徴で、この地域ならではの作りです。
こちらのページでは、おぼけの「中」と「大」サイズの2サイズをご紹介します。
かごは「あじろ編み」で作られています。
2本ずつのひごを1セットとし、編み目を詰めて編んでいく、伝統的な技法です。
時折、竹の色が紫色や黒っぽく見える部分がありますが、これは、皮がむけて紫外線を浴びることで自然に着色したものです。自然な模様として見ていただけたらと思います。
かごの縁部分は芯に真竹を入れて、籐(とう)をぐるぐると巻きながら留めていきます。
すき間なくきっちりと巻かれています。
かごの底も編み目が詰まっており、物がこぼれおちないような仕様になっています。
それでは、サイズごとにご紹介します。
こちらは「中」サイズです。
「中」サイズを持ったときの大きさイメージです。
お菓子や茶葉、コーヒードリップパックなどストックを入れておいたり、じゃがいもやみかんなどなど、常温保存の野菜や果物入れにもよいです。
こちらは「大」サイズ。
「大」サイズを持ったときの大きさイメージです。
糸のような繊細なものを入れるかごとして使われていましたので、タオルや布巾の収納にも良いかと思います。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
その色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
使いこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮が艶を帯びるほど優秀な素材です。
ほかには見ない唯一無二の形。
どちらかお好みのサイズをお選びくださいませ。
–岩手県鳥越のすず竹細工–
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。