450808-1 岩手県/すず竹 丸かご 透かし編み
こちらはすず竹で編まれたかごです。
「灰通し(あくどおし)」と呼ばれるかごで、
もとは囲炉裏などで灰と炭をふるって選り分けるための道具でした。
また、貝などをこの中で洗って泥汚れを落とすためにも使われていました。
上から見たところです。きれいな籐巻きです。
かごの内寸は約直径27cm、高さ12cmほど。
かごの裏面です。四隅から交差するように2本のひごが通っています。
補強の力竹(ちからだけ)のような役割をしています。
コーヒーやティータイムのセットを入れておいたり、
食材のストックかごとしてもお使いいただけると思います。
または布巾やタオルなどの布ものや
コップや茶碗などをふせて置いておくのにも良さそうです。
器のような重量のあるものを入れた場合は、
縁部分を持って持ち運ぶと負荷がかかり、かごを傷めることもありますので
なるべく置いた状態でお使いください。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
またその色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
使いこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮が艶を帯びるほど優秀な素材です。
長くお楽しみいただける手馴染みの良いかごです。
<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。
こちらはすず竹で編まれたかごです。
「灰通し(あくどおし)」と呼ばれるかごで、
もとは囲炉裏などで灰と炭をふるって選り分けるための道具でした。
また、貝などをこの中で洗って泥汚れを落とすためにも使われていました。
補強の力竹(ちからだけ)のような役割をしています。
コーヒーやティータイムのセットを入れておいたり、
食材のストックかごとしてもお使いいただけると思います。
または布巾やタオルなどの布ものや
コップや茶碗などをふせて置いておくのにも良さそうです。
器のような重量のあるものを入れた場合は、
縁部分を持って持ち運ぶと負荷がかかり、かごを傷めることもありますので
なるべく置いた状態でお使いください。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
またその色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
使いこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮が艶を帯びるほど優秀な素材です。
長くお楽しみいただける手馴染みの良いかごです。
<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。
こちらはすず竹で編まれたかごです。
「灰通し(あくどおし)」と呼ばれるかごで、
もとは囲炉裏などで灰と炭をふるって選り分けるための道具でした。
また、貝などをこの中で洗って泥汚れを落とすためにも使われていました。
すず竹を細いひごにして、「透かしあじろ編み」で丹念に編まれています。
目の開いた涼しげな編み目が印象的です。
目の詰まったあじろ編みに比べると、こちらの方がしなやかで柔らかい作りになっています。
縁は芯材に堅い真竹を使い、それに籐(とう)をぐるぐると縦に回して、仕上げています。
上から見たところです。きれいな籐巻きです。
かごの内寸は約直径27cm、高さ12cmほど。
かごの裏面です。四隅から交差するように2本のひごが通っています。
補強の力竹(ちからだけ)のような役割をしています。
コーヒーやティータイムのセットを入れておいたり、
食材のストックかごとしてもお使いいただけると思います。
または布巾やタオルなどの布ものや
コップや茶碗などをふせて置いておくのにも良さそうです。
器のような重量のあるものを入れた場合は、
縁部分を持って持ち運ぶと負荷がかかり、かごを傷めることもありますので
なるべく置いた状態でお使いください。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
またその色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
使いこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮が艶を帯びるほど優秀な素材です。
長くお楽しみいただける手馴染みの良いかごです。
<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。