岩手県/ぶどう 手提 みだれ編 横長 36cm
こちらは山葡萄(やまぶどう)の蔓の樹皮を使って編まれた手提げです。
樹皮は木の表面の皮(鬼皮−おにかわ−)を剥いで、その内側に現れる皮を使用して作られます。
みだれ編みの横長、浅型と、ほかにはない個性溢れる手提げ。
数年、数十年と寄り添ううちに、艶が増して表情が変わってくるのも
ひとつの楽しみです。
手提げの表面を手で撫でると、
手についている脂で樹皮表面がコーティングされていき、光沢が出てきます。
お使いにならないときにも、ときどきブラッシングや手で撫でるなどして
日々手にとっていることが一番のお手入れとなります。
経年変化とともに、長くお楽しみください。
<岩手製、オリジナリティに富んだかご作り>
岩手県は北海道に次ぐ面積の広さで、
竹に限らず、ぶどう蔓やくるみの樹皮など、さまざまな素材が採取できるエリアでもあります。
その岩手県で、県内全域をまわって良質な材を自ら選別し、採取され、
かご作りをされている方がいらっしゃいます。
ひとつひとつ、デザインと寸法を考案されて作り出されたかごは
どれもバラエティに富み、目を楽しませてくれます。
丁寧に下ごしらえされた素材、整った編み目と安定感のある持ち手と
機能的でもあるかごの数々。
編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他の手提げとはあらゆる面で一線を画していると言えます。
こちらは山葡萄(やまぶどう)の蔓の樹皮を使って編まれた手提げです。
樹皮は木の表面の皮(鬼皮−おにかわ−)を剥いで、その内側に現れる皮を使用して作られます。
横長、浅型の印象的な手提げをご紹介します。 やまぶどう蔓の樹皮を、あえてひご幅を揃えず、広めのもの、狭いものとランダムに組み合わせて編まれた「みだれ編み」で仕上げられています。 「みだれ」とはいえ、基本は縦と横にひごを編み組んでいます。その分、変則的に上下左右斜めに流れるひごがアクセントとなり、ユニークな表情を生み出しています。 ところどころ木の節部分の穴が見られたりと、自然の風合いがそのまま楽しめます。 縁部分は「返し巻き」といい、一度ぐるっと一周巻き上げたあとに、その上から二重に巻いていく技法で仕上げています。 「返し巻き」仕上げで、かごの中でも負担のかかりやすい縁部分の強度が増し、安定します。 縁と持ち手の接続部分です。しっかりと固定されています。 かごの内側から見た接続部です。 持ち手は芯材にもぶどう樹皮を用いて、その上から同じくぶどう樹皮を編み込むようにして仕上げています。 かごの底面裏側です。均一ではないひごの並び、編み目がまた個性的です。 ランダムに見える編み目もアクセントです。 かごの内側には布が付けられています。樹皮の端などで中に入れたものを傷つけることなく、守ってくれます。 かごの内寸は約横幅33cm、奥行き11.5cm、高さ15cmほど。 かご自体が軽いため、財布やかぎ、携帯電話とあれこれ入れても軽やかにお持ちいただけると思います。
みだれ編みの横長、浅型と、ほかにはない個性溢れる手提げ。
数年、数十年と寄り添ううちに、艶が増して表情が変わってくるのも
ひとつの楽しみです。
手提げの表面を手で撫でると、
手についている脂で樹皮表面がコーティングされていき、光沢が出てきます。
お使いにならないときにも、ときどきブラッシングや手で撫でるなどして
日々手にとっていることが一番のお手入れとなります。
経年変化とともに、長くお楽しみください。
<岩手製、オリジナリティに富んだかご作り>
岩手県は北海道に次ぐ面積の広さで、
竹に限らず、ぶどう蔓やくるみの樹皮など、さまざまな素材が採取できるエリアでもあります。
その岩手県で、県内全域をまわって良質な材を自ら選別し、採取され、
かご作りをされている方がいらっしゃいます。
ひとつひとつ、デザインと寸法を考案されて作り出されたかごは
どれもバラエティに富み、目を楽しませてくれます。
丁寧に下ごしらえされた素材、整った編み目と安定感のある持ち手と
機能的でもあるかごの数々。
編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他の手提げとはあらゆる面で一線を画していると言えます。
こちらは山葡萄(やまぶどう)の蔓の樹皮を使って編まれた手提げです。
樹皮は木の表面の皮(鬼皮−おにかわ−)を剥いで、その内側に現れる皮を使用して作られます。
横長、浅型の印象的な手提げをご紹介します。 やまぶどう蔓の樹皮を、あえてひご幅を揃えず、広めのもの、狭いものとランダムに組み合わせて編まれた「みだれ編み」で仕上げられています。 「みだれ」とはいえ、基本は縦と横にひごを編み組んでいます。その分、変則的に上下左右斜めに流れるひごがアクセントとなり、ユニークな表情を生み出しています。 ところどころ木の節部分の穴が見られたりと、自然の風合いがそのまま楽しめます。 縁部分は「返し巻き」といい、一度ぐるっと一周巻き上げたあとに、その上から二重に巻いていく技法で仕上げています。 「返し巻き」仕上げで、かごの中でも負担のかかりやすい縁部分の強度が増し、安定します。 縁と持ち手の接続部分です。しっかりと固定されています。 かごの内側から見た接続部です。 持ち手は芯材にもぶどう樹皮を用いて、その上から同じくぶどう樹皮を編み込むようにして仕上げています。 かごの底面裏側です。均一ではないひごの並び、編み目がまた個性的です。 ランダムに見える編み目もアクセントです。 かごの内側には布が付けられています。樹皮の端などで中に入れたものを傷つけることなく、守ってくれます。 かごの内寸は約横幅33cm、奥行き11.5cm、高さ15cmほど。 かご自体が軽いため、財布やかぎ、携帯電話とあれこれ入れても軽やかにお持ちいただけると思います。
みだれ編みの横長、浅型と、ほかにはない個性溢れる手提げ。
数年、数十年と寄り添ううちに、艶が増して表情が変わってくるのも
ひとつの楽しみです。
手提げの表面を手で撫でると、
手についている脂で樹皮表面がコーティングされていき、光沢が出てきます。
お使いにならないときにも、ときどきブラッシングや手で撫でるなどして
日々手にとっていることが一番のお手入れとなります。
経年変化とともに、長くお楽しみください。
<岩手製、オリジナリティに富んだかご作り>
岩手県は北海道に次ぐ面積の広さで、
竹に限らず、ぶどう蔓やくるみの樹皮など、さまざまな素材が採取できるエリアでもあります。
その岩手県で、県内全域をまわって良質な材を自ら選別し、採取され、
かご作りをされている方がいらっしゃいます。
ひとつひとつ、デザインと寸法を考案されて作り出されたかごは
どれもバラエティに富み、目を楽しませてくれます。
丁寧に下ごしらえされた素材、整った編み目と安定感のある持ち手と
機能的でもあるかごの数々。
編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他の手提げとはあらゆる面で一線を画していると言えます。