720607 福島県/根曲竹 手つき花かご 小 Aタイプ・Bタイプ 2種
福島県の喜多方市雄国(おぐに)地区の根曲竹細工は、その部落ごとに作るものが異なっていました。ある部落はざる専門、またある部落はかご専門といったように。
ニッコウキスゲの大群落のある雄国沼周辺で採る根曲竹は、通称で竹と言っていますが、直径は5~8mmしかなく、寒く雪深い山など高いところに育つ笹の1種です。
江戸時代の初めのころから、この根曲竹をナタだけで加工・細工して編み上げ、
日常生活で使うざるやかごなどの道具を作っていました。
この地域での竹細工は、農作業が行えない冬の時期に副収入を得るための大切な仕事でもありました。
こちらはさっぱりとした六つ目編みが目をひく小ぶりな手つきかごです。
AタイプとBタイプの2種類があります。若干の仕様・大きさの違いはありますが、おおよそ同じ作りです。
素朴な野花をいけるのによく合います。
また、大きめの六つ目編みが良い雰囲気の影を作ってくれ、
そのシルエットまでを景色としてくれます。
和洋問わず、どのようなお部屋にも不思議と馴染み、
日々楽しませてくれることと思います。
お好みのタイプをお選びください。
<福島県雄国の根曲竹細工>
素朴で無骨、そして頑丈なのが、雄国の根曲竹細工の特徴です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気が根曲竹細工オリジナルの魅力とも言えます。
福島県の喜多方市雄国(おぐに)地区の根曲竹細工は、その部落ごとに作るものが異なっていました。ある部落はざる専門、またある部落はかご専門といったように。
ニッコウキスゲの大群落のある雄国沼周辺で採る根曲竹は、通称で竹と言っていますが、直径は5~8mmしかなく、寒く雪深い山など高いところに育つ笹の1種です。
江戸時代の初めのころから、この根曲竹をナタだけで加工・細工して編み上げ、
日常生活で使うざるやかごなどの道具を作っていました。
この地域での竹細工は、農作業が行えない冬の時期に副収入を得るための大切な仕事でもありました。
こちらはさっぱりとした六つ目編みが目をひく小ぶりな手つきかごです。
AタイプとBタイプの2種類があります。若干の仕様・大きさの違いはありますが、おおよそ同じ作りです。
根曲竹を細く、薄く割り裂いて、ひごにしたものを使っています。 六角形をかたどる「六つ目編み」で全体を仕上げています。 縁の部分です。半割りにした芯に、薄くしたひごを編み目ごとにざっくりと巻きつけています。 一部、留め具として金具は使用していますが、ほとんどを根曲竹のみで仕上げています。 底の方まで持ち手が刺さっています。側面の編み目にもからめています。 中にコップなど「落とし」を入れることで、生花などを入れることもできます。 左がAタイプ、右がBタイプです。Bタイプの持ち手は、根曲竹を半割りしたものを曲げています。 Aタイプの持ち手はご覧のような飾り編みが施されています。 左のAタイプの直径が11-13cmほど。Bタイプの直径は13-15cmほどです。 両手で抱えられるほどの可愛らしいサイズです。こちらはAタイプです。 Bタイプも同様に両手で包める様な大きさです。 こちらはAタイプにガラスのコップを入れ、シデコブシを生けたところです。 同様にこちらはBタイプに春の花々を入れたところです。さらりとした根曲竹の持ち手の風合いも良いです。
素朴な野花をいけるのによく合います。
また、大きめの六つ目編みが良い雰囲気の影を作ってくれ、
そのシルエットまでを景色としてくれます。
和洋問わず、どのようなお部屋にも不思議と馴染み、
日々楽しませてくれることと思います。
お好みのタイプをお選びください。
<福島県雄国の根曲竹細工>
素朴で無骨、そして頑丈なのが、雄国の根曲竹細工の特徴です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気が根曲竹細工オリジナルの魅力とも言えます。
福島県の喜多方市雄国(おぐに)地区の根曲竹細工は、その部落ごとに作るものが異なっていました。ある部落はざる専門、またある部落はかご専門といったように。
ニッコウキスゲの大群落のある雄国沼周辺で採る根曲竹は、通称で竹と言っていますが、直径は5~8mmしかなく、寒く雪深い山など高いところに育つ笹の1種です。
江戸時代の初めのころから、この根曲竹をナタだけで加工・細工して編み上げ、
日常生活で使うざるやかごなどの道具を作っていました。
この地域での竹細工は、農作業が行えない冬の時期に副収入を得るための大切な仕事でもありました。
こちらはさっぱりとした六つ目編みが目をひく小ぶりな手つきかごです。
AタイプとBタイプの2種類があります。若干の仕様・大きさの違いはありますが、おおよそ同じ作りです。
根曲竹を細く、薄く割り裂いて、ひごにしたものを使っています。 六角形をかたどる「六つ目編み」で全体を仕上げています。 縁の部分です。半割りにした芯に、薄くしたひごを編み目ごとにざっくりと巻きつけています。 一部、留め具として金具は使用していますが、ほとんどを根曲竹のみで仕上げています。 底の方まで持ち手が刺さっています。側面の編み目にもからめています。 中にコップなど「落とし」を入れることで、生花などを入れることもできます。 左がAタイプ、右がBタイプです。Bタイプの持ち手は、根曲竹を半割りしたものを曲げています。 Aタイプの持ち手はご覧のような飾り編みが施されています。 左のAタイプの直径が11-13cmほど。Bタイプの直径は13-15cmほどです。 両手で抱えられるほどの可愛らしいサイズです。こちらはAタイプです。 Bタイプも同様に両手で包める様な大きさです。 こちらはAタイプにガラスのコップを入れ、シデコブシを生けたところです。 同様にこちらはBタイプに春の花々を入れたところです。さらりとした根曲竹の持ち手の風合いも良いです。
素朴な野花をいけるのによく合います。
また、大きめの六つ目編みが良い雰囲気の影を作ってくれ、
そのシルエットまでを景色としてくれます。
和洋問わず、どのようなお部屋にも不思議と馴染み、
日々楽しませてくれることと思います。
お好みのタイプをお選びください。
<福島県雄国の根曲竹細工>
素朴で無骨、そして頑丈なのが、雄国の根曲竹細工の特徴です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気が根曲竹細工オリジナルの魅力とも言えます。