720614 福島県/根曲竹 いもあらい 小・中 2サイズ
福島県の喜多方市雄国地区の根曲竹細工は、その部落ごとに作るものが異なっていました。ある部落はざる専門、またある部落はかご専門といったように。
ニッコウキスゲの大群落のある雄国沼周辺で採る根曲竹は、通称で竹と言っていますが、直径は5~8mmしかなく、寒く雪深い山など高いところに育つ笹の1種です。
江戸時代の初めのころから、この根曲竹をナタだけで加工・細工して編み上げ、
日常生活で使うざるやかごなどの道具を作っていました。
この地域での竹細工は、農作業が行えない冬の時期に副収入を得るための大切な仕事でもありました。
こちらは「いもあらい」と呼ばれる大ぶりなかごです。
名前の通り、芋を洗うために産地では使われていたかごです。
かごの中にいもを入れ、そのまま川の中でじゃぶじゃぶと洗う。 そんな豪快な景色が目に浮かびます。
小サイズと中サイズの2サイズがございます。
雄国の根曲竹細工は素朴で無骨、そして頑丈です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
編み上げたかごは均一ではないものの、がっちりと丈夫なのが大きな特徴です。
2サイズとも作り方はおおよそ同じです。
それでは、各サイズをご紹介していきます。
こちらは小サイズです。
小サイズといっても、ご家庭用には十分な大きさがあります。
こちらは中サイズです。
こちらのサイズが元々産地でよく使われていたサイズです。
曲がりやくせのある根曲竹をそのまま利用する雄国根曲竹細工においては
3〜5cmの揺れはよく起こりますので、サイズには余裕を持ってみていただけると幸いです。
本来のいもあらいとしてはもちろんのこと、
深さもあるかごですのでたっぷりの収穫かごとして。
収穫した作物をそのままかごの中で洗うのにもおすすめです。
その他、お店様においては、商品の陳列でも本格的な竹細工が商品を引き立てくれることと思います。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気の根曲竹細工。
日々の畑仕事で活躍してくれることと思います。
福島県の喜多方市雄国地区の根曲竹細工は、その部落ごとに作るものが異なっていました。ある部落はざる専門、またある部落はかご専門といったように。
ニッコウキスゲの大群落のある雄国沼周辺で採る根曲竹は、通称で竹と言っていますが、直径は5~8mmしかなく、寒く雪深い山など高いところに育つ笹の1種です。
江戸時代の初めのころから、この根曲竹をナタだけで加工・細工して編み上げ、
日常生活で使うざるやかごなどの道具を作っていました。
この地域での竹細工は、農作業が行えない冬の時期に副収入を得るための大切な仕事でもありました。
こちらは「いもあらい」と呼ばれる大ぶりなかごです。
名前の通り、芋を洗うために産地では使われていたかごです。
かごの中にいもを入れ、そのまま川の中でじゃぶじゃぶと洗う。 そんな豪快な景色が目に浮かびます。
小サイズと中サイズの2サイズがございます。
雄国の根曲竹細工は素朴で無骨、そして頑丈です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
編み上げたかごは均一ではないものの、がっちりと丈夫なのが大きな特徴です。
2サイズとも作り方はおおよそ同じです。
それでは、各サイズをご紹介していきます。
曲がりやくせのある根曲竹をそのまま利用する雄国根曲竹細工においては
3〜5cmの揺れはよく起こりますので、サイズには余裕を持ってみていただけると幸いです。
本来のいもあらいとしてはもちろんのこと、
深さもあるかごですのでたっぷりの収穫かごとして。
収穫した作物をそのままかごの中で洗うのにもおすすめです。
その他、お店様においては、商品の陳列でも本格的な竹細工が商品を引き立てくれることと思います。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気の根曲竹細工。
日々の畑仕事で活躍してくれることと思います。
福島県の喜多方市雄国地区の根曲竹細工は、その部落ごとに作るものが異なっていました。ある部落はざる専門、またある部落はかご専門といったように。
ニッコウキスゲの大群落のある雄国沼周辺で採る根曲竹は、通称で竹と言っていますが、直径は5~8mmしかなく、寒く雪深い山など高いところに育つ笹の1種です。
江戸時代の初めのころから、この根曲竹をナタだけで加工・細工して編み上げ、
日常生活で使うざるやかごなどの道具を作っていました。
この地域での竹細工は、農作業が行えない冬の時期に副収入を得るための大切な仕事でもありました。
こちらは「いもあらい」と呼ばれる大ぶりなかごです。
名前の通り、芋を洗うために産地では使われていたかごです。
かごの中にいもを入れ、そのまま川の中でじゃぶじゃぶと洗う。 そんな豪快な景色が目に浮かびます。
小サイズと中サイズの2サイズがございます。
雄国の根曲竹細工は素朴で無骨、そして頑丈です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
編み上げたかごは均一ではないものの、がっちりと丈夫なのが大きな特徴です。
2サイズとも作り方はおおよそ同じです。
全体は六角形をかたどる六つ目編みをベースに作られています。さらにこちらはいもを洗うことを前提としているため、六つ目編みの中心にもう一本横にひごを通す、通称「目つぶし」と言われる編み方になっています。
縁巻きは、太い根曲竹を半割りにして、編み目を挟み、一つ一つの編み目に巻き付けているつくりです。
小・中サイズともに、同じ縁巻きの仕様です。この縁には若い根曲竹の表皮を巻きつけています。根曲竹のしなやかさがわかります。
底部分は六ツ目編みで編まれたところにもう一つひごを入れることで、 より丈夫にしています。さらに、それを二本ずつで編む(二本編み)ことで、より重さにも耐えうるよう丈夫にしています。
編み目の中に一部、竹のひび割れ、折れなどが見られることがございますが、不良品ではありません。予めご了承ください。ご使用される分には問題ありませんので、ご安心くださいませ。
深さもありますから、たっぷりのいもや野菜などを入れることができます。
裏返したところです。補強の力竹(ちからだけ)も底にに十字に入っているため、 十分な量や重さを支えることができます。
それでは、各サイズをご紹介していきます。
こちらは小サイズです。
小サイズといっても、ご家庭用には十分な大きさがあります。
こちらは中サイズです。
こちらのサイズが元々産地でよく使われていたサイズです。
曲がりやくせのある根曲竹をそのまま利用する雄国根曲竹細工においては
3〜5cmの揺れはよく起こりますので、サイズには余裕を持ってみていただけると幸いです。
本来のいもあらいとしてはもちろんのこと、
深さもあるかごですのでたっぷりの収穫かごとして。
収穫した作物をそのままかごの中で洗うのにもおすすめです。
その他、お店様においては、商品の陳列でも本格的な竹細工が商品を引き立てくれることと思います。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気の根曲竹細工。
日々の畑仕事で活躍してくれることと思います。