福島県/山ぶどう 手提げ(三つ編み入り) 内布付 高さ24cm
東には福島の名峰・磐梯山や、豊富な地下水を源泉とした
水質日本一といわれる猪苗代湖。
その西側に広がる会津盆地を囲むなだらかな稜線の山々の町では、
食べ物はもちろんのこと工芸においても独特の文化を作り上げています。
竹細工においては、根曲竹細工がよく知られています。
それとともに「ヒロロ」や「アカソ」、「マタタビ」といった草木細工、
ぶどう蔓やくるみの樹皮細工も盛んに行われています。
山ぶどうの蔓は採ってきたものをすぐに使って編めるわけではなく、
長いと2~3年もかけて陰干しをする方もおり、
ひごの選別も丁寧に見ていくため、編み始めるまでに時間がかかります。
しかし、そこから手間をかけて編まれたぶどう蔓細工は
50年、100年と丈夫に長く使えるともいわれています。
ひごを手で撫でたり触ったりすることにより、手の脂で徐々に光沢を増していきます。
その中でも、こちらは三つ編みがふんだんに入った編み模様の手提げです。
こちらのページでは、かごの高さが24cmほどの手提げをご紹介します。
(別ページでは、ほぼ同じ仕様で、高さが22cmのものもご紹介しております。)
三つ編みのステッチと太めの横ひごがアクセントになった、安定感のある手提げ。
数年、数十年と寄り添ううちに、艶が増して表情が変わってくるのも
ひとつの楽しみです。
手提げの表面を手で撫でると、
手についている脂で樹皮表面がコーティングされていき、光沢が出てきます。
お使いにならないときにも、ときどきブラッシングや手で撫でるなどして
日々手にとっていることが一番のお手入れとなります。
経年変化とともに、長くお楽しみください。
東には福島の名峰・磐梯山や、豊富な地下水を源泉とした
水質日本一といわれる猪苗代湖。
その西側に広がる会津盆地を囲むなだらかな稜線の山々の町では、
食べ物はもちろんのこと工芸においても独特の文化を作り上げています。
竹細工においては、根曲竹細工がよく知られています。
それとともに「ヒロロ」や「アカソ」、「マタタビ」といった草木細工、
ぶどう蔓やくるみの樹皮細工も盛んに行われています。
山ぶどうの蔓は採ってきたものをすぐに使って編めるわけではなく、
長いと2~3年もかけて陰干しをする方もおり、
ひごの選別も丁寧に見ていくため、編み始めるまでに時間がかかります。
しかし、そこから手間をかけて編まれたぶどう蔓細工は
50年、100年と丈夫に長く使えるともいわれています。
ひごを手で撫でたり触ったりすることにより、手の脂で徐々に光沢を増していきます。
その中でも、こちらは三つ編みがふんだんに入った編み模様の手提げです。
こちらのページでは、かごの高さが24cmほどの手提げをご紹介します。
(別ページでは、ほぼ同じ仕様で、高さが22cmのものもご紹介しております。)
市松模様をベースに編まれ、そこに三つ編みのステッチが入っています。 こちらの作り手の方は幅が広めのひごを使われることが一つの特徴です。ひごをまっすぐきれいにまとめることなく、自然なぶどう蔓のうねり活かされていて、味わい深いです。 横ラインには太めのひご、縦には比較的細めのひごが並び、動きのある編み模様です。そこに、均等の配分で三つ編みのステッチが入っており、全体的に落ち着きをもたせています。 縁部分は「返し巻き」といい、一度ぐるっと一周巻き上げたあとに、その上から二重に巻いていく技法で仕上げられています。返すときには一周目のひごに編み込むように巻いています。縁のすぐ下には3本のひごのステッチが入っています。 「返し巻き」仕上げで、かごの中でも負担のかかりやすい縁部分の強度が増し、安定します。 縁と持ち手の接続部分です。固定されていますが、わずかに両側に開くほどの少しの「あそび」があります。 かごの内側から見た接続部です。 持ち手は芯材にもぶどう樹皮を用いて、その上から同じくぶどう樹皮を編み込むようにして仕上げています。 かごには内布がついており、縁の内側に糸で編みつけられています。片側にのみ、携帯電話や鍵、カードなどを入れられる大・小2つのポケットがあります。よく取り出すものを、かごの中をゴソゴソ探すことなくスッと取り出せます。 かごの中にいれたものがむき出しにならないよう覆う布、「かぶせ」もついています。人目の多いところでも安心して持ち歩きできそうです。 かごの底面裏側です。ほぼ揃った太さのひごが「あじろ編み」で編まれています。 かごの内寸は約横幅30cm、奥行き11cm、高さ22cmほど。 財布や鍵、携帯電話、ポーチや水筒、本が余裕を持って入ります。 四隅に丸みを持った、優しい雰囲気です。
三つ編みのステッチと太めの横ひごがアクセントになった、安定感のある手提げ。
数年、数十年と寄り添ううちに、艶が増して表情が変わってくるのも
ひとつの楽しみです。
手提げの表面を手で撫でると、
手についている脂で樹皮表面がコーティングされていき、光沢が出てきます。
お使いにならないときにも、ときどきブラッシングや手で撫でるなどして
日々手にとっていることが一番のお手入れとなります。
経年変化とともに、長くお楽しみください。
東には福島の名峰・磐梯山や、豊富な地下水を源泉とした
水質日本一といわれる猪苗代湖。
その西側に広がる会津盆地を囲むなだらかな稜線の山々の町では、
食べ物はもちろんのこと工芸においても独特の文化を作り上げています。
竹細工においては、根曲竹細工がよく知られています。
それとともに「ヒロロ」や「アカソ」、「マタタビ」といった草木細工、
ぶどう蔓やくるみの樹皮細工も盛んに行われています。
山ぶどうの蔓は採ってきたものをすぐに使って編めるわけではなく、
長いと2~3年もかけて陰干しをする方もおり、
ひごの選別も丁寧に見ていくため、編み始めるまでに時間がかかります。
しかし、そこから手間をかけて編まれたぶどう蔓細工は
50年、100年と丈夫に長く使えるともいわれています。
ひごを手で撫でたり触ったりすることにより、手の脂で徐々に光沢を増していきます。
その中でも、こちらは三つ編みがふんだんに入った編み模様の手提げです。
こちらのページでは、かごの高さが24cmほどの手提げをご紹介します。
(別ページでは、ほぼ同じ仕様で、高さが22cmのものもご紹介しております。)
市松模様をベースに編まれ、そこに三つ編みのステッチが入っています。 こちらの作り手の方は幅が広めのひごを使われることが一つの特徴です。ひごをまっすぐきれいにまとめることなく、自然なぶどう蔓のうねり活かされていて、味わい深いです。 横ラインには太めのひご、縦には比較的細めのひごが並び、動きのある編み模様です。そこに、均等の配分で三つ編みのステッチが入っており、全体的に落ち着きをもたせています。 縁部分は「返し巻き」といい、一度ぐるっと一周巻き上げたあとに、その上から二重に巻いていく技法で仕上げられています。返すときには一周目のひごに編み込むように巻いています。縁のすぐ下には3本のひごのステッチが入っています。 「返し巻き」仕上げで、かごの中でも負担のかかりやすい縁部分の強度が増し、安定します。 縁と持ち手の接続部分です。固定されていますが、わずかに両側に開くほどの少しの「あそび」があります。 かごの内側から見た接続部です。 持ち手は芯材にもぶどう樹皮を用いて、その上から同じくぶどう樹皮を編み込むようにして仕上げています。 かごには内布がついており、縁の内側に糸で編みつけられています。片側にのみ、携帯電話や鍵、カードなどを入れられる大・小2つのポケットがあります。よく取り出すものを、かごの中をゴソゴソ探すことなくスッと取り出せます。 かごの中にいれたものがむき出しにならないよう覆う布、「かぶせ」もついています。人目の多いところでも安心して持ち歩きできそうです。 かごの底面裏側です。ほぼ揃った太さのひごが「あじろ編み」で編まれています。 かごの内寸は約横幅30cm、奥行き11cm、高さ22cmほど。 財布や鍵、携帯電話、ポーチや水筒、本が余裕を持って入ります。 四隅に丸みを持った、優しい雰囲気です。
三つ編みのステッチと太めの横ひごがアクセントになった、安定感のある手提げ。
数年、数十年と寄り添ううちに、艶が増して表情が変わってくるのも
ひとつの楽しみです。
手提げの表面を手で撫でると、
手についている脂で樹皮表面がコーティングされていき、光沢が出てきます。
お使いにならないときにも、ときどきブラッシングや手で撫でるなどして
日々手にとっていることが一番のお手入れとなります。
経年変化とともに、長くお楽しみください。