720610-1 福島県/根曲竹 六つ目編み手提げ(二本手)

福島県の喜多方市雄国-おぐに-地区で営まれる根曲竹細工。
この地域では、その部落ごとに作るものが異なっていました。
ある部落はざる専門、またある部落はかご専門といったように。
そしてニッコウキスゲの大群落のある雄国沼周辺で採る根曲竹。
名前に”竹”とついていますが、実際には直径が5~8mmほどの、
寒く雪深い山など高いところに育つ笹の1種です。

この地域では、江戸時代の初めごろから、この根曲竹をナタだけで加工・細工して編み上げ、日常生活でつかうざるやかごなどの道具が作られてきました。
農作業が行えない冬の時期に副収入を得るための大切な仕事でもありました。

こちらは、その中でもかごをよく作っていた部落に
お住まいの職人さんにお願いした、持ち手付きのかごです。

雄国の根曲竹細工は素朴で無骨、そして頑丈です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
編み上げたかごは均されてはいないものの、がっちりと丈夫なのが大きな特徴です。


根曲竹を半分に割り、ひごにしたものを使って六角形をかたどる「六つ目編み」で全体を仕上げています。写真上は”シンプルな側面”のタイプですが、

この写真のように、かごの両側面に”力竹が縦に2本通った”タイプのものをお届けすることもございます。

かごの胴には、ひごが1本横にぐるりと回されており、より強固な作りになっています。

こちらは縁の部分です。半分に割られたひごがきっちりと巻かれています。

これは「千段-せんだん-巻き」と呼ばれ、ほぼ隙間なく縁を巻く技法です。とくにしなやかさのある、若い根曲竹の表皮を使って巻きつけられています。

こちらも、そのときの材料や作り手さんの都合により、千段巻きではなく、間隔を開けて巻かれた縁巻きのタイプをお届けすることもございます。予めご了承くださいませ。

持ち手には2本の根曲竹が使われいます。うすくテープ状にしたひごで頂点部分で2本合わせて留められています。

持ち手は根曲竹を割らずにそのまま使う場合もあれば、竹の太さによっては、半割りにする場合もあります。

持ち手はかごの側面4箇所で固定されています。

かごの内側から見た持ち手の接続部分です。


かごの底裏面です。補強のための力竹(ちからだけ)が縦に2本通っています。かごの中に入れたものをしっかりと支えてくれます。

根曲竹という名前の通り、竹一本一本に自然についた曲がりぐせのようなものがあります。こちらも底の力竹(ちからだけ)がまっすぐではないため、

置いたときにこのように傾きます。しかし、それで落ち着いており、ぐらつきはありません。このようなものをお届けすることもございますが、材料に合わせた作りとなりますので、予めご了承くださいませ。

また、ほかにも作り手さんのご都合で底の編み模様が六角形よりも丈夫な編み目になっていたり、

底だけでなく側面もそのような目の詰まった編み目になることがあります。いずれの仕様であっても、入荷したものをお届けいたします。

買い物に持ち運びしやすいサイズです。

部屋の片隅に置いて、マガジンラックにも。

かごの中にガラスの花瓶をおいて、花入れとしても。

根曲竹の素朴な雰囲気に、草花の鮮やかな色味が似合います。

曲がりやくせのある根曲竹をそのまま利用する、雄国根曲竹細工の仕様ですと、
3〜5cmの揺れはよく起こりますので、サイズには余裕を持ってみていただけると幸いです。
家庭菜園の収穫かごとしたり、
部屋の収納かごとしても使い勝手が良いですよ。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気の根曲竹細工。
頼れる仕事かごとして、活躍してくれることと思います。

_福島県雄国の根曲竹細工_
素朴で無骨、そして頑丈なのが、雄国の根曲竹細工の特徴です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気が根曲竹細工オリジナルの魅力とも言えます。

福島県の喜多方市雄国-おぐに-地区で営まれる根曲竹細工。
この地域では、その部落ごとに作るものが異なっていました。
ある部落はざる専門、またある部落はかご専門といったように。
そしてニッコウキスゲの大群落のある雄国沼周辺で採る根曲竹。
名前に”竹”とついていますが、実際には直径が5~8mmほどの、
寒く雪深い山など高いところに育つ笹の1種です。

この地域では、江戸時代の初めごろから、この根曲竹をナタだけで加工・細工して編み上げ、日常生活でつかうざるやかごなどの道具が作られてきました。
農作業が行えない冬の時期に副収入を得るための大切な仕事でもありました。

こちらは、その中でもかごをよく作っていた部落に
お住まいの職人さんにお願いした、持ち手付きのかごです。

雄国の根曲竹細工は素朴で無骨、そして頑丈です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
編み上げたかごは均されてはいないものの、がっちりと丈夫なのが大きな特徴です。






















曲がりやくせのある根曲竹をそのまま利用する、雄国根曲竹細工の仕様ですと、
3〜5cmの揺れはよく起こりますので、サイズには余裕を持ってみていただけると幸いです。
家庭菜園の収穫かごとしたり、
部屋の収納かごとしても使い勝手が良いですよ。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気の根曲竹細工。
頼れる仕事かごとして、活躍してくれることと思います。

_福島県雄国の根曲竹細工_
素朴で無骨、そして頑丈なのが、雄国の根曲竹細工の特徴です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気が根曲竹細工オリジナルの魅力とも言えます。

福島県の喜多方市雄国-おぐに-地区で営まれる根曲竹細工。
この地域では、その部落ごとに作るものが異なっていました。
ある部落はざる専門、またある部落はかご専門といったように。
そしてニッコウキスゲの大群落のある雄国沼周辺で採る根曲竹。
名前に”竹”とついていますが、実際には直径が5~8mmほどの、
寒く雪深い山など高いところに育つ笹の1種です。

この地域では、江戸時代の初めごろから、この根曲竹をナタだけで加工・細工して編み上げ、日常生活でつかうざるやかごなどの道具が作られてきました。
農作業が行えない冬の時期に副収入を得るための大切な仕事でもありました。

こちらは、その中でもかごをよく作っていた部落に
お住まいの職人さんにお願いした、持ち手付きのかごです。

雄国の根曲竹細工は素朴で無骨、そして頑丈です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
編み上げたかごは均されてはいないものの、がっちりと丈夫なのが大きな特徴です。


根曲竹を半分に割り、ひごにしたものを使って六角形をかたどる「六つ目編み」で全体を仕上げています。写真上は”シンプルな側面”のタイプですが、

この写真のように、かごの両側面に”力竹が縦に2本通った”タイプのものをお届けすることもございます。

かごの胴には、ひごが1本横にぐるりと回されており、より強固な作りになっています。

こちらは縁の部分です。半分に割られたひごがきっちりと巻かれています。

これは「千段-せんだん-巻き」と呼ばれ、ほぼ隙間なく縁を巻く技法です。とくにしなやかさのある、若い根曲竹の表皮を使って巻きつけられています。

こちらも、そのときの材料や作り手さんの都合により、千段巻きではなく、間隔を開けて巻かれた縁巻きのタイプをお届けすることもございます。予めご了承くださいませ。

持ち手には2本の根曲竹が使われいます。うすくテープ状にしたひごで頂点部分で2本合わせて留められています。

持ち手は根曲竹を割らずにそのまま使う場合もあれば、竹の太さによっては、半割りにする場合もあります。

持ち手はかごの側面4箇所で固定されています。

かごの内側から見た持ち手の接続部分です。


かごの底裏面です。補強のための力竹(ちからだけ)が縦に2本通っています。かごの中に入れたものをしっかりと支えてくれます。

根曲竹という名前の通り、竹一本一本に自然についた曲がりぐせのようなものがあります。こちらも底の力竹(ちからだけ)がまっすぐではないため、

置いたときにこのように傾きます。しかし、それで落ち着いており、ぐらつきはありません。このようなものをお届けすることもございますが、材料に合わせた作りとなりますので、予めご了承くださいませ。

また、ほかにも作り手さんのご都合で底の編み模様が六角形よりも丈夫な編み目になっていたり、

底だけでなく側面もそのような目の詰まった編み目になることがあります。いずれの仕様であっても、入荷したものをお届けいたします。

買い物に持ち運びしやすいサイズです。

部屋の片隅に置いて、マガジンラックにも。

かごの中にガラスの花瓶をおいて、花入れとしても。

根曲竹の素朴な雰囲気に、草花の鮮やかな色味が似合います。

曲がりやくせのある根曲竹をそのまま利用する、雄国根曲竹細工の仕様ですと、
3〜5cmの揺れはよく起こりますので、サイズには余裕を持ってみていただけると幸いです。
家庭菜園の収穫かごとしたり、
部屋の収納かごとしても使い勝手が良いですよ。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気の根曲竹細工。
頼れる仕事かごとして、活躍してくれることと思います。

_福島県雄国の根曲竹細工_
素朴で無骨、そして頑丈なのが、雄国の根曲竹細工の特徴です。
幅をあまりそろえすぎずに、ひごを厚くとったり、
縁に半割にしただけの根曲竹をそのまま使用したりします。
作り手の好きな形、思いのままの形に成形するというよりは、
しなやかで強靭な根曲竹の性格をそのまま利用して、
あとは人の手で形を整えていきます。
自然の野趣が感じられる、滋味深い雰囲気が根曲竹細工オリジナルの魅力とも言えます。