青森県/あけび びく型 花かご 大
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青森県の岩木山周辺からは良質なあけび蔓やぶどう蔓も採取できるため、
この土地では古くからそれらの材料を使用した細工も盛んでした。
県内の三内丸山遺跡では縄文時代に編まれたとされるぶどう蔓のような素材で、
編まれたあじろ編みのかごが見つかったほどです。
人々が古来より自然の素材を巧みに暮らしの道具にしていたことがわかります。
あけび蔓も手提げ類に限らず、その細工の多様さやかつての生産量、 他県の職人たちへの普及活動などのお話を伺うと、
あけび蔓細工の日本における最大規模の産地だったことがわかります。
こちらはそのあけび蔓で魚を入れるびくのような形が特徴的な花入れです。
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流れるような編み目が特徴的です。 
横ひごが縦骨を2本ずつ飛び越えて編んでいくため、技法としては、「とびござ目編み」とも呼びます。
比較的太い蔓も使っていますが、半分に割くことで、軽さを出しています。 
口はすぼまっていて、底に向かって膨らんでいくのは、本来の魚籠(びく)と同じ仕様です。内側は白っぽい色味になっていますが、あけび蔓を半割りにしているためこのような色になっています。 
次に側面から縁を見たところです。縦骨をそのまま縁編みに持っていっています。後から、枠を取り付けるわけではないため、そこが抜けにくい縁作りです。 
上から見ると、何重かに縁を編み重ねているのが、わかります。 
フック部分です。かごにシンプルに通して、編み結んでいます。 
底部分です。こちらは並編みと言って目の詰まった編み方です。 
花かごとは言っても、縁部分から底にかけて、吊る様子なども再現されていて、本格的です。絶妙なふくらみ方も愛嬌があります。 
一輪挿しとしても雰囲気良いです。
すぼまった口からも入るような入れ物(おとし)を入れていただいて、
そこに季節の花などを生けていただけると良いと思います。
または、ドライフラワーを直接入れていただいても美しく映えそうです。
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素朴な野花から華やかな洋花まで、あけび蔓は相性が良いです。
季節に合わせて、お好みの場所で、お好きな花を入れてみてください。
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青森県の岩木山周辺からは良質なあけび蔓やぶどう蔓も採取できるため、
この土地では古くからそれらの材料を使用した細工も盛んでした。
県内の三内丸山遺跡では縄文時代に編まれたとされるぶどう蔓のような素材で、
編まれたあじろ編みのかごが見つかったほどです。
人々が古来より自然の素材を巧みに暮らしの道具にしていたことがわかります。
あけび蔓も手提げ類に限らず、その細工の多様さやかつての生産量、 他県の職人たちへの普及活動などのお話を伺うと、
あけび蔓細工の日本における最大規模の産地だったことがわかります。
こちらはそのあけび蔓で魚を入れるびくのような形が特徴的な花入れです。
流れるような編み目が特徴的です。
横ひごが縦骨を2本ずつ飛び越えて編んでいくため、技法としては、「とびござ目編み」とも呼びます。比較的太い蔓も使っていますが、半分に割くことで、軽さを出しています。 口はすぼまっていて、底に向かって膨らんでいくのは、本来の魚籠(びく)と同じ仕様です。内側は白っぽい色味になっていますが、あけび蔓を半割りにしているためこのような色になっています。 次に側面から縁を見たところです。縦骨をそのまま縁編みに持っていっています。後から、枠を取り付けるわけではないため、そこが抜けにくい縁作りです。 上から見ると、何重かに縁を編み重ねているのが、わかります。 フック部分です。かごにシンプルに通して、編み結んでいます。 底部分です。こちらは並編みと言って目の詰まった編み方です。 花かごとは言っても、縁部分から底にかけて、吊る様子なども再現されていて、本格的です。絶妙なふくらみ方も愛嬌があります。 一輪挿しとしても雰囲気良いです。
すぼまった口からも入るような入れ物(おとし)を入れていただいて、
そこに季節の花などを生けていただけると良いと思います。
または、ドライフラワーを直接入れていただいても美しく映えそうです。
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素朴な野花から華やかな洋花まで、あけび蔓は相性が良いです。
季節に合わせて、お好みの場所で、お好きな花を入れてみてください。
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青森県の岩木山周辺からは良質なあけび蔓やぶどう蔓も採取できるため、
この土地では古くからそれらの材料を使用した細工も盛んでした。
県内の三内丸山遺跡では縄文時代に編まれたとされるぶどう蔓のような素材で、
編まれたあじろ編みのかごが見つかったほどです。
人々が古来より自然の素材を巧みに暮らしの道具にしていたことがわかります。
あけび蔓も手提げ類に限らず、その細工の多様さやかつての生産量、 他県の職人たちへの普及活動などのお話を伺うと、
あけび蔓細工の日本における最大規模の産地だったことがわかります。
こちらはそのあけび蔓で魚を入れるびくのような形が特徴的な花入れです。
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流れるような編み目が特徴的です。 
横ひごが縦骨を2本ずつ飛び越えて編んでいくため、技法としては、「とびござ目編み」とも呼びます。
比較的太い蔓も使っていますが、半分に割くことで、軽さを出しています。 
口はすぼまっていて、底に向かって膨らんでいくのは、本来の魚籠(びく)と同じ仕様です。内側は白っぽい色味になっていますが、あけび蔓を半割りにしているためこのような色になっています。 
次に側面から縁を見たところです。縦骨をそのまま縁編みに持っていっています。後から、枠を取り付けるわけではないため、そこが抜けにくい縁作りです。 
上から見ると、何重かに縁を編み重ねているのが、わかります。 
フック部分です。かごにシンプルに通して、編み結んでいます。 
底部分です。こちらは並編みと言って目の詰まった編み方です。 
花かごとは言っても、縁部分から底にかけて、吊る様子なども再現されていて、本格的です。絶妙なふくらみ方も愛嬌があります。 
一輪挿しとしても雰囲気良いです。
すぼまった口からも入るような入れ物(おとし)を入れていただいて、
そこに季節の花などを生けていただけると良いと思います。
または、ドライフラワーを直接入れていただいても美しく映えそうです。
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素朴な野花から華やかな洋花まで、あけび蔓は相性が良いです。
季節に合わせて、お好みの場所で、お好きな花を入れてみてください。
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