青森県/あけび 角バスケット ブリキ板入り(炭入れかご)
青森県の岩木山周辺からは良質なあけび蔓やぶどう蔓も採取できるため、
この土地では古くからそれらの材料を使用した細工も盛んでした。
県内の三内丸山遺跡では縄文時代に編まれたとされるぶどう蔓のような素材で、
編まれたあじろ編みのかごが見つかったほどです。
人々が古来より自然の素材を巧みに暮らしの道具にしていたことがわかります。
あけび蔓も手提げ類に限らず、その細工の多様さやかつての生産量、 他県の職人たちへの普及活動などのお話を伺うと、
あけび蔓細工の日本における最大規模の産地だったことがわかります。
こちらはそのあけび蔓の一風変わった趣向のバスケットです。名前の通り、元々は炭を入れるかごです。
火をつける前の炭をこのかごに入れておいて、囲炉裏や火鉢の近くに置いておき、すぐ追加の炭をくべるためのかごです。
あけび蔓で全体を編んでありますが、中にブリキの板が張ってあります。
あけび蔓とブリキ、全くの異素材のようですが、暮らしの中で生まれたハイブリッドな形です。
くれぐれも火のついた炭や灰などはお入れにならないようにしてください。
長年、あけび蔓細工を作り続けていた産地だからこそ、
そして、お客様からの要望を形にするなどした流れがあるからこそ、
きっとこのような複合的なかごが成り立つのだろうと思います。
囲炉裏や火鉢をお使いになる方が少なくなっていることとは思いますが、
ぜひ、炭入れをお探しの方はこちらのかごをお試しください。
その他、鉢カバーや履き物入れとして使うのも良いと思います。
また、ブリキ板があるおかげで泥や砂が床に落ちないので、
泥付きの野菜収納かごなどにしてもよさそうです。
炭入れに限らない用途でもぜひ、お使いくださいませ。
青森県の岩木山周辺からは良質なあけび蔓やぶどう蔓も採取できるため、
この土地では古くからそれらの材料を使用した細工も盛んでした。
県内の三内丸山遺跡では縄文時代に編まれたとされるぶどう蔓のような素材で、
編まれたあじろ編みのかごが見つかったほどです。
人々が古来より自然の素材を巧みに暮らしの道具にしていたことがわかります。
あけび蔓も手提げ類に限らず、その細工の多様さやかつての生産量、 他県の職人たちへの普及活動などのお話を伺うと、
あけび蔓細工の日本における最大規模の産地だったことがわかります。
こちらはそのあけび蔓の一風変わった趣向のバスケットです。名前の通り、元々は炭を入れるかごです。
火をつける前の炭をこのかごに入れておいて、囲炉裏や火鉢の近くに置いておき、すぐ追加の炭をくべるためのかごです。
あけび蔓で全体を編んでありますが、中にブリキの板が張ってあります。
全体は産地でホラ編みと呼ばれる流れるような編み方です。 横ひごが縦骨を2本ずつ飛び越えて編んでいくため、技法としては、「とびござ目編み」とも呼びます。 太さのある蔓を半分に割いて、編んでいます。太さがある蔓は、それだけではかごとして落ち着かなくなりますが、半分に割き、平たい面を作ることで編みやすくなります。 次に側面から縁を見たところです。縦骨もそのまま縁編みに持っていっています。 縁を上から見たところです。三本のラインが見えるような編み込みです。 かごと持ち手の接続部です。2本1組の蔓をかご部分に通しています。 こちらは内側から見たところです。持ち手の蔓はブリキ部分も貫通しています。 持ち手部分です。両サイド2箇所ずつ蔓を通して、交互に編みながら、持ち手を作っています。 内側部分です。ご覧のようにブリキ板が、はめこまれています。色を合わせるために、ブリキを茶色に塗っています。 内側側面4面のうち、1面にはこの写真のような塗り跡がはっきりと残っています。 一部、あけび蔓の先端で塗料が剥がれている箇所や、 内側の隅部分で塗料が剥がれているような場所がありますが、ご使用には問題ありません。 底部分の外側です。半割にしていない丸のままのあけび蔓を目の詰まった「並編み」という編み方で編んでいます。
あけび蔓とブリキ、全くの異素材のようですが、暮らしの中で生まれたハイブリッドな形です。
くれぐれも火のついた炭や灰などはお入れにならないようにしてください。
長年、あけび蔓細工を作り続けていた産地だからこそ、
そして、お客様からの要望を形にするなどした流れがあるからこそ、
きっとこのような複合的なかごが成り立つのだろうと思います。
囲炉裏や火鉢をお使いになる方が少なくなっていることとは思いますが、
ぜひ、炭入れをお探しの方はこちらのかごをお試しください。
その他、鉢カバーや履き物入れとして使うのも良いと思います。
また、ブリキ板があるおかげで泥や砂が床に落ちないので、
泥付きの野菜収納かごなどにしてもよさそうです。
炭入れに限らない用途でもぜひ、お使いくださいませ。
青森県の岩木山周辺からは良質なあけび蔓やぶどう蔓も採取できるため、
この土地では古くからそれらの材料を使用した細工も盛んでした。
県内の三内丸山遺跡では縄文時代に編まれたとされるぶどう蔓のような素材で、
編まれたあじろ編みのかごが見つかったほどです。
人々が古来より自然の素材を巧みに暮らしの道具にしていたことがわかります。
あけび蔓も手提げ類に限らず、その細工の多様さやかつての生産量、 他県の職人たちへの普及活動などのお話を伺うと、
あけび蔓細工の日本における最大規模の産地だったことがわかります。
こちらはそのあけび蔓の一風変わった趣向のバスケットです。名前の通り、元々は炭を入れるかごです。
火をつける前の炭をこのかごに入れておいて、囲炉裏や火鉢の近くに置いておき、すぐ追加の炭をくべるためのかごです。
あけび蔓で全体を編んでありますが、中にブリキの板が張ってあります。
全体は産地でホラ編みと呼ばれる流れるような編み方です。 横ひごが縦骨を2本ずつ飛び越えて編んでいくため、技法としては、「とびござ目編み」とも呼びます。 太さのある蔓を半分に割いて、編んでいます。太さがある蔓は、それだけではかごとして落ち着かなくなりますが、半分に割き、平たい面を作ることで編みやすくなります。 次に側面から縁を見たところです。縦骨もそのまま縁編みに持っていっています。 縁を上から見たところです。三本のラインが見えるような編み込みです。 かごと持ち手の接続部です。2本1組の蔓をかご部分に通しています。 こちらは内側から見たところです。持ち手の蔓はブリキ部分も貫通しています。 持ち手部分です。両サイド2箇所ずつ蔓を通して、交互に編みながら、持ち手を作っています。 内側部分です。ご覧のようにブリキ板が、はめこまれています。色を合わせるために、ブリキを茶色に塗っています。 内側側面4面のうち、1面にはこの写真のような塗り跡がはっきりと残っています。 一部、あけび蔓の先端で塗料が剥がれている箇所や、 内側の隅部分で塗料が剥がれているような場所がありますが、ご使用には問題ありません。 底部分の外側です。半割にしていない丸のままのあけび蔓を目の詰まった「並編み」という編み方で編んでいます。
あけび蔓とブリキ、全くの異素材のようですが、暮らしの中で生まれたハイブリッドな形です。
くれぐれも火のついた炭や灰などはお入れにならないようにしてください。
長年、あけび蔓細工を作り続けていた産地だからこそ、
そして、お客様からの要望を形にするなどした流れがあるからこそ、
きっとこのような複合的なかごが成り立つのだろうと思います。
囲炉裏や火鉢をお使いになる方が少なくなっていることとは思いますが、
ぜひ、炭入れをお探しの方はこちらのかごをお試しください。
その他、鉢カバーや履き物入れとして使うのも良いと思います。
また、ブリキ板があるおかげで泥や砂が床に落ちないので、
泥付きの野菜収納かごなどにしてもよさそうです。
炭入れに限らない用途でもぜひ、お使いくださいませ。