810807-1 沖縄県石垣島/月桃 ねこかご
こちらは石垣島で、月桃(げっとう)という植物の葉を使って作られた
「ねこかご」と呼ばれるかごです。
月桃はショウガ科・ハナミョウガ属に分類される多年草です。
葉のそのさわやかな香りからアロマ香料やお茶としても使われ
また、その香りから虫よけとしても効果が認められています。
軽やかに、またはのっそりと、猫ちゃんがここに飛び入り、
丸まって眠る姿を想像するとニンマリしてしまいます。
月桃特有の良い香りもご一緒にお楽しみください。
**沖縄のかご作り**
沖縄県は琉球諸島と呼ばれるかつての琉球王国の領土から
形成されている小さな島の総体と言えます。
奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島を合わせたものを
琉球諸島と呼び、そのうち奄美群島だけは現在、鹿児島県に属しています。
太平洋と東シナ海という大洋の境をなす、その列島ではぐくまれた植物たちは、
また、日本の他の地域とは違った色彩を帯びながら、
人の手によって生活の道具へと形を変え、人々の暮らしを支えています。
それぞれの島の面積は小さいにもかかわらず、
その熱帯的な気候の突き抜けた青空に映える色の植物たちは、
明るくみずみずしく、あちこちで採取できるという良い意味で繁茂しています。
こちらは石垣島で、月桃(げっとう)という植物の葉を使って作られた
「ねこかご」と呼ばれるかごです。
月桃はショウガ科・ハナミョウガ属に分類される多年草です。
葉のそのさわやかな香りからアロマ香料やお茶としても使われ
また、その香りから虫よけとしても効果が認められています。
軽やかに、またはのっそりと、猫ちゃんがここに飛び入り、
丸まって眠る姿を想像するとニンマリしてしまいます。
月桃特有の良い香りもご一緒にお楽しみください。
**沖縄のかご作り**
沖縄県は琉球諸島と呼ばれるかつての琉球王国の領土から
形成されている小さな島の総体と言えます。
奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島を合わせたものを
琉球諸島と呼び、そのうち奄美群島だけは現在、鹿児島県に属しています。
太平洋と東シナ海という大洋の境をなす、その列島ではぐくまれた植物たちは、
また、日本の他の地域とは違った色彩を帯びながら、
人の手によって生活の道具へと形を変え、人々の暮らしを支えています。
それぞれの島の面積は小さいにもかかわらず、
その熱帯的な気候の突き抜けた青空に映える色の植物たちは、
明るくみずみずしく、あちこちで採取できるという良い意味で繁茂しています。
こちらは石垣島で、月桃(げっとう)という植物の葉を使って作られた
「ねこかご」と呼ばれるかごです。
月桃はショウガ科・ハナミョウガ属に分類される多年草です。
葉のそのさわやかな香りからアロマ香料やお茶としても使われ
また、その香りから虫よけとしても効果が認められています。
猫ちゃんが中に入って落ち着いて休んだり、眠ったりできるようにと作られたかごです。
月桃の葉を乾燥させて割いたものを束ねて芯材にして、それを幅広に割いた葉でしっかりと縛るように編んでいきます。
円座を作るときと同じく、中心からぐるぐると円を広げていくように作る仕上げです。
その円を33cmほどまで広げ、それから側面を立ち上げて、同じように編み上げていきます。
縁もこのようにすき間なくきっちりと巻かれています。
月桃葉の表面は艶があり手触りもツルツルと気持ちよいです。
かご全体のフォルムもやさしくやわらかな印象です。
乾燥させているので匂いは強くありませんが、少し揉むことで、月桃特有のさわやかな匂いが感じられます。
月桃ならではの艶やかで柔らかい、どっしりとしたかごです。
軽やかに、またはのっそりと、猫ちゃんがここに飛び入り、
丸まって眠る姿を想像するとニンマリしてしまいます。
月桃特有の良い香りもご一緒にお楽しみください。
**沖縄のかご作り**
沖縄県は琉球諸島と呼ばれるかつての琉球王国の領土から
形成されている小さな島の総体と言えます。
奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島を合わせたものを
琉球諸島と呼び、そのうち奄美群島だけは現在、鹿児島県に属しています。
太平洋と東シナ海という大洋の境をなす、その列島ではぐくまれた植物たちは、
また、日本の他の地域とは違った色彩を帯びながら、
人の手によって生活の道具へと形を変え、人々の暮らしを支えています。
それぞれの島の面積は小さいにもかかわらず、
その熱帯的な気候の突き抜けた青空に映える色の植物たちは、
明るくみずみずしく、あちこちで採取できるという良い意味で繁茂しています。