230608-1 沖縄県竹富島/イトバショウ 円座 直径36cm
こちらは、八重山諸島の竹富島でイトバショウという植物の葉を使って作られた円座です。
イトバショウはバショウ科の多年草です。
実が付いて食べられるバナナ=実芭蕉(ミバショウ)と、
繊維を取り出すことのできるイトバショウを、竹富島の方は使い分けています。
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昔は平民が来ていたとイトバショウの繊維から作られる芭蕉布(バショウフ)は、現在では一反の着物に、その手間の多さと希少性から数百万の価格が付いているといいます。
こちらの写真は竹富島のお庭によく植えられている、食べられる実がつく実芭蕉(みばしょう)です。これとは別に畑のほうで生えるイトバショウは葉の雰囲気は似ていますが、一回り小さいとのこと。
そのイトバショウの葉が成長してきたら、3度その葉を切って落とします。現地ではそれを「スラ打ち」と呼びます。3回の「スラ打ち」をすることで、より強く、良質な繊維が取れるようになるそうです。
スラ打ち後に幹ごと倒して、玉ねぎの皮の様に、幹を剥がし、よく天日干しをして、乾燥させます。
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しっかりと乾燥させたイトバショウの幹の皮を細く割きます。それを芯材にして何枚も束ね、それをまた同様
の材で縛りながら作っていきます。
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中心から外側に向かって作ります。
ぐるぐると外側へ向かって巻けば巻くほど、大きさを膨らませることができます。
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一番外側の縁もしっかりときつく縛り上げられています。
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1.5-2cmほどの厚みがあります。確かに布にできそうな、繊維質な質感が写真からもわかるかと思います。そのような質感ですが、手当たりは柔らかいです。
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フローリングに直接しいても、
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椅子の上でお使いいただいても。
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円座として季節を問わず使えます。
座った時にひんやりする感じはなく、仕上げも良いため落ち着いた座り心地です。
昔は、竹富島でもよくこのイトバショウの円座は使われていたとのことです。
現在は、3回のスラ打ちなど手間のかかるイトバショウを加工する人はほとんどいないとのこと。
同じような細工が可能な月桃(げっとう)を使った円座の方が圧倒的に多く、
イトバショウの円座は実に貴重と言えます。
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こちらは直径36cmほどと、大人の方でも、男女を問わずお使いいただけるサイズです。
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本当に布にするためのイトバショウは天日干しの後、
さらにぐつぐつと煮てから繊維を取り出すそうです。
こちらの円座に使うイトバショウは天日干しのみとなっています。
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竹富島ならではの素材で作られた貴重な円座、
ぜひ、皆様の暮らしでお使いください。
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**沖縄のかご作り**
沖縄県は琉球諸島と呼ばれるかつての琉球王国の領土から
形成されている小さな島の総体と言えます。
奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島を合わせたものを
琉球諸島と呼び、そのうち奄美群島だけは現在、鹿児島県に属しています。
太平洋と東シナ海という大洋の境をなす、その列島ではぐくまれた植物たちは、
また、日本の他の地域とは違った色彩を帯びながら、
人の手によって生活の道具へと形を変え、人々の暮らしを支えています。
それぞれの島の面積は小さいにもかかわらず、
その熱帯的な気候の突き抜けた青空に映える色の植物たちは、
明るくみずみずしく、あちこちで採取できるという良い意味で繁茂しています。
こちらは、八重山諸島の竹富島でイトバショウという植物の葉を使って作られた円座です。
イトバショウはバショウ科の多年草です。
実が付いて食べられるバナナ=実芭蕉(ミバショウ)と、
繊維を取り出すことのできるイトバショウを、竹富島の方は使い分けています。
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昔は平民が来ていたとイトバショウの繊維から作られる芭蕉布(バショウフ)は、現在では一反の着物に、その手間の多さと希少性から数百万の価格が付いているといいます。
こちらの写真は竹富島のお庭によく植えられている、食べられる実がつく実芭蕉(みばしょう)です。これとは別に畑のほうで生えるイトバショウは葉の雰囲気は似ていますが、一回り小さいとのこと。
そのイトバショウの葉が成長してきたら、3度その葉を切って落とします。現地ではそれを「スラ打ち」と呼びます。3回の「スラ打ち」をすることで、より強く、良質な繊維が取れるようになるそうです。
スラ打ち後に幹ごと倒して、玉ねぎの皮の様に、幹を剥がし、よく天日干しをして、乾燥させます。
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の材で縛りながら作っていきます。
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ぐるぐると外側へ向かって巻けば巻くほど、大きさを膨らませることができます。
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円座として季節を問わず使えます。
座った時にひんやりする感じはなく、仕上げも良いため落ち着いた座り心地です。
昔は、竹富島でもよくこのイトバショウの円座は使われていたとのことです。
現在は、3回のスラ打ちなど手間のかかるイトバショウを加工する人はほとんどいないとのこと。
同じような細工が可能な月桃(げっとう)を使った円座の方が圧倒的に多く、
イトバショウの円座は実に貴重と言えます。
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こちらは直径36cmほどと、大人の方でも、男女を問わずお使いいただけるサイズです。
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本当に布にするためのイトバショウは天日干しの後、
さらにぐつぐつと煮てから繊維を取り出すそうです。
こちらの円座に使うイトバショウは天日干しのみとなっています。
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竹富島ならではの素材で作られた貴重な円座、
ぜひ、皆様の暮らしでお使いください。
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**沖縄のかご作り**
沖縄県は琉球諸島と呼ばれるかつての琉球王国の領土から
形成されている小さな島の総体と言えます。
奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島を合わせたものを
琉球諸島と呼び、そのうち奄美群島だけは現在、鹿児島県に属しています。
太平洋と東シナ海という大洋の境をなす、その列島ではぐくまれた植物たちは、
また、日本の他の地域とは違った色彩を帯びながら、
人の手によって生活の道具へと形を変え、人々の暮らしを支えています。
それぞれの島の面積は小さいにもかかわらず、
その熱帯的な気候の突き抜けた青空に映える色の植物たちは、
明るくみずみずしく、あちこちで採取できるという良い意味で繁茂しています。
こちらは、八重山諸島の竹富島でイトバショウという植物の葉を使って作られた円座です。
イトバショウはバショウ科の多年草です。
実が付いて食べられるバナナ=実芭蕉(ミバショウ)と、
繊維を取り出すことのできるイトバショウを、竹富島の方は使い分けています。
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昔は平民が来ていたとイトバショウの繊維から作られる芭蕉布(バショウフ)は、現在では一反の着物に、その手間の多さと希少性から数百万の価格が付いているといいます。
こちらの写真は竹富島のお庭によく植えられている、食べられる実がつく実芭蕉(みばしょう)です。これとは別に畑のほうで生えるイトバショウは葉の雰囲気は似ていますが、一回り小さいとのこと。
そのイトバショウの葉が成長してきたら、3度その葉を切って落とします。現地ではそれを「スラ打ち」と呼びます。3回の「スラ打ち」をすることで、より強く、良質な繊維が取れるようになるそうです。
スラ打ち後に幹ごと倒して、玉ねぎの皮の様に、幹を剥がし、よく天日干しをして、乾燥させます。
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しっかりと乾燥させたイトバショウの幹の皮を細く割きます。それを芯材にして何枚も束ね、それをまた同様
の材で縛りながら作っていきます。
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中心から外側に向かって作ります。
ぐるぐると外側へ向かって巻けば巻くほど、大きさを膨らませることができます。
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一番外側の縁もしっかりときつく縛り上げられています。
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1.5-2cmほどの厚みがあります。確かに布にできそうな、繊維質な質感が写真からもわかるかと思います。そのような質感ですが、手当たりは柔らかいです。
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椅子の上でお使いいただいても。
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円座として季節を問わず使えます。
座った時にひんやりする感じはなく、仕上げも良いため落ち着いた座り心地です。
昔は、竹富島でもよくこのイトバショウの円座は使われていたとのことです。
現在は、3回のスラ打ちなど手間のかかるイトバショウを加工する人はほとんどいないとのこと。
同じような細工が可能な月桃(げっとう)を使った円座の方が圧倒的に多く、
イトバショウの円座は実に貴重と言えます。
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こちらは直径36cmほどと、大人の方でも、男女を問わずお使いいただけるサイズです。
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本当に布にするためのイトバショウは天日干しの後、
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こちらの円座に使うイトバショウは天日干しのみとなっています。
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竹富島ならではの素材で作られた貴重な円座、
ぜひ、皆様の暮らしでお使いください。
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**沖縄のかご作り**
沖縄県は琉球諸島と呼ばれるかつての琉球王国の領土から
形成されている小さな島の総体と言えます。
奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島を合わせたものを
琉球諸島と呼び、そのうち奄美群島だけは現在、鹿児島県に属しています。
太平洋と東シナ海という大洋の境をなす、その列島ではぐくまれた植物たちは、
また、日本の他の地域とは違った色彩を帯びながら、
人の手によって生活の道具へと形を変え、人々の暮らしを支えています。
それぞれの島の面積は小さいにもかかわらず、
その熱帯的な気候の突き抜けた青空に映える色の植物たちは、
明るくみずみずしく、あちこちで採取できるという良い意味で繁茂しています。