340401-2 千葉県/真竹 干しざる 中


豊かな自然が広がり、海にも囲まれている千葉県・房総半島。
その中心エリアには群生した竹が多く見られ、筍の採取も盛んです。
地域の方々は、春から夏にかけては筍を売り、秋には竹材を売り、冬には箒やかごやざる作りをすることで、竹林を無駄なく利用してきました。
シンプルな竹細工の象徴ともいえる、 無駄のないデザインで実用性を重んじる千葉県の真竹細工。
こちらのページでは、梅や果実、野菜、魚などを干すときに重宝する干しざるの中サイズをご紹介します。

ざるの面は、筏底編み(いかだぞこあみ)という技法で編まれています。

重いものを入れる用途で作られるかごの底面と同じ仕様です。

真竹の表皮(緑色)と竹の内側、身の部分(白色)のひごを交互に編む手法は、千葉真竹細工の特徴です。経年変化により徐々に色が変化していきますが、表皮と身部分のコントラストはゆるやかに残ります。

縁もしっかりとした作りです。 芯材の太めの竹に薄くした竹をぐるぐると巻いていきます。 その上に、反対巻きで籐(とう)を巻き仕上げています。

縁の部分を竹のみで仕上げると、乾燥など、状況により竹ひごの割れが起こる可能性が高くなります。 そのため、その竹をもう少し柔軟な素材である籐-とう-で抑えています。 そうすることで、より縁を丈夫にし、ざるを持った時の手当たりもよくなります。ざるやかごは力が加わる縁から壊れやすいため、このように縁を丁寧に仕上げています。

四隅の縁部分、芯材の竹を曲げるために火を使うため、こちらのように黒く焦げていることがありますが、ご使用には問題ありません。

ご家庭用の干し物には十分なひろさがあります。しっかりとした量の干し物も作りながら、収納のことも同時に考えますと、このくらいのサイズがちょうどよいというお客様の声もお聞きします。

ざるの裏面です。こちらもコントラストがきれいです。

一部の竹のひび割れや折れが見られますが、ご使用には問題なく、不良品とはなりませんので、あらかじめご了承ください。

特に角部分は、負荷がかかりやすく、このような現象が起きやすいです。また、四角形をつくるために、技法上ねじられている竹ひごも通常仕様となります。いずれも不良品ではございません。

青梅を1kgほど載せたところ
毎年、梅干しざるとしてお求めいただいております。
ほかにも、果実を干したり、トマトや人参、大根、きのこなど野菜干しにも。
うまみが凝縮された干し野菜をスープの出汁にしたり、煮物にしたりと、
野菜のおいしさを楽しむのも良さそうです。

ざる面にはほぼ傾斜がなく、満遍なくお日様と風を当てることができます。
こちらのざるで、季節ごとの「干しもの」をぜひお楽しみください。



豊かな自然が広がり、海にも囲まれている千葉県・房総半島。
その中心エリアには群生した竹が多く見られ、筍の採取も盛んです。
地域の方々は、春から夏にかけては筍を売り、秋には竹材を売り、冬には箒やかごやざる作りをすることで、竹林を無駄なく利用してきました。
シンプルな竹細工の象徴ともいえる、 無駄のないデザインで実用性を重んじる千葉県の真竹細工。
こちらのページでは、梅や果実、野菜、魚などを干すときに重宝する干しざるの中サイズをご紹介します。











毎年、梅干しざるとしてお求めいただいております。
ほかにも、果実を干したり、トマトや人参、大根、きのこなど野菜干しにも。
うまみが凝縮された干し野菜をスープの出汁にしたり、煮物にしたりと、
野菜のおいしさを楽しむのも良さそうです。

ざる面にはほぼ傾斜がなく、満遍なくお日様と風を当てることができます。
こちらのざるで、季節ごとの「干しもの」をぜひお楽しみください。



豊かな自然が広がり、海にも囲まれている千葉県・房総半島。
その中心エリアには群生した竹が多く見られ、筍の採取も盛んです。
地域の方々は、春から夏にかけては筍を売り、秋には竹材を売り、冬には箒やかごやざる作りをすることで、竹林を無駄なく利用してきました。
シンプルな竹細工の象徴ともいえる、 無駄のないデザインで実用性を重んじる千葉県の真竹細工。
こちらのページでは、梅や果実、野菜、魚などを干すときに重宝する干しざるの中サイズをご紹介します。

ざるの面は、筏底編み(いかだぞこあみ)という技法で編まれています。

重いものを入れる用途で作られるかごの底面と同じ仕様です。

真竹の表皮(緑色)と竹の内側、身の部分(白色)のひごを交互に編む手法は、千葉真竹細工の特徴です。経年変化により徐々に色が変化していきますが、表皮と身部分のコントラストはゆるやかに残ります。

縁もしっかりとした作りです。 芯材の太めの竹に薄くした竹をぐるぐると巻いていきます。 その上に、反対巻きで籐(とう)を巻き仕上げています。

縁の部分を竹のみで仕上げると、乾燥など、状況により竹ひごの割れが起こる可能性が高くなります。 そのため、その竹をもう少し柔軟な素材である籐-とう-で抑えています。 そうすることで、より縁を丈夫にし、ざるを持った時の手当たりもよくなります。ざるやかごは力が加わる縁から壊れやすいため、このように縁を丁寧に仕上げています。

四隅の縁部分、芯材の竹を曲げるために火を使うため、こちらのように黒く焦げていることがありますが、ご使用には問題ありません。

ご家庭用の干し物には十分なひろさがあります。しっかりとした量の干し物も作りながら、収納のことも同時に考えますと、このくらいのサイズがちょうどよいというお客様の声もお聞きします。

ざるの裏面です。こちらもコントラストがきれいです。

一部の竹のひび割れや折れが見られますが、ご使用には問題なく、不良品とはなりませんので、あらかじめご了承ください。

特に角部分は、負荷がかかりやすく、このような現象が起きやすいです。また、四角形をつくるために、技法上ねじられている竹ひごも通常仕様となります。いずれも不良品ではございません。

青梅を1kgほど載せたところ
毎年、梅干しざるとしてお求めいただいております。
ほかにも、果実を干したり、トマトや人参、大根、きのこなど野菜干しにも。
うまみが凝縮された干し野菜をスープの出汁にしたり、煮物にしたりと、
野菜のおいしさを楽しむのも良さそうです。

ざる面にはほぼ傾斜がなく、満遍なくお日様と風を当てることができます。
こちらのざるで、季節ごとの「干しもの」をぜひお楽しみください。
