220901 東京都/真竹(青竹) 御用籠 小・中・大 3サイズ
こちらは四角い形をした、持ち手のついた丈夫な仕上がりのかごです。
明治時代の中頃、日本の各地でたくさん使われていた
「御用籠(ごようかご)」と呼ばれる竹かごで、
配達籠や自転車籠、大きなものは洗濯屋籠などとも言われていました。
自転車やオートバイの荷台やリヤカーに積んで、注文の品物を配達するのに用いられたものです。
明治中期に、ゴムタイヤの車輪がついて荷台のついた自転車が日本で普及し、その際に自転車とセットでこの籠も広まり各地で使われるようになったそうです。
当時は、商店で使われるほか、行商や農家の収穫物の運搬などに活用されていました。
今ではプラスチックのかごや自動車の普及によって、ほとんど見かけられることがなくなってしまった竹の御用籠。
こちらは、神奈川でかご作りの基礎を学び、その後は独学で試行錯誤をつづけながら職人として竹細工に取り組む方が製作されたものです。
この方にうかがった話では、御用籠をはじめて見たときにつよい衝撃をうけ、その形に魅了されたとのこと。御用籠を作りたくて竹かご職人になったと言っても過言ではないほどの情熱が伝わってきました。
東京の南多摩地区で、ご自身で竹を伐り出し、お一人で作られています。
こちらのような四角い形をしたかごを「角籠(かくかご)」とも呼びます。
角籠のようなかご作りにおいては、とても太い竹をけずったり火をつかって竹を折りまげたりと”本来は長い直線である竹を四角形にする”という独特の加工技術が必要とされます。
さらに御用籠作りはとくに足腰の力が求められるため、かつて作っていた職人さんが高齢になるとともに作れなくなり継承者もいないというような状況下で、今では全国的にもその生産数が激減し、とても希少な存在となっています。
こちらのページでは、御用籠「小」・「中」・「大」の3サイズをご紹介します。
一般的に御用籠には「青竹(あおたけ)」が使われます。
「青竹」とは、生えている真竹(まだけ)を切り出したままの、青い状態の竹のことです。
(青竹に対し、熱加工などで青みを抜いた竹を「白竹(しろたけ/しらたけ)」といいます)
それではサイズごとにご紹介します。
こちらは小サイズです。
大きさのイメージです。小サイズといえども、かごとしては大きめサイズです。ご自宅で使うのであれば、十分な容量があると言えそうです。
たとえば、玉ねぎ、じゃがいもなどストックしておける根菜をたくさん保存したり、瓶や缶詰など、または雑誌や新聞を入れたり。
こちらは中サイズです。中サイズといってもやはり、かなりの容量です。
道具など大きくて重いものや、こまごまとしたおもちゃなどをまとめて入れておくのにも重宝しそうです。
調味料やお酒、保存瓶を入れてみました。
つづいてこちらは大サイズです。
かなりの迫力です。
防災グッズや保存食を入れておくのも。何が入っているか一目でわかるので、備蓄している非常食の入れ替えなども手軽にできそうです。
キャンプグッズなどアウトドア用品の保管にも便利そう。持ち手が付いているので、そのまま持ち運び、スムーズに車に積み込めます。
四角い形のかごは、部屋の隅や壁際、棚など置くときに
余分なスペースを作ることなく、いくつか並べてもすっきりと置くことができます。
フローリングに直置きすると、竹かごの底面を引きずることで床に傷がつくこともあります。
気になるようでしたら、かごと床の間に布や紙を敷いたり
かご底面の力竹が床に接地する部分にフェルトカバーを当てたりすると良いかと思います。
御用籠がたくさん生産されていた時代(明治〜昭和のころ)、
ざるやかごなどの青竹細工は「荒物(あらもの)」とも呼ばれ、
”かんたんな作りの家庭雑貨”というのが一般的な認識でもありました。
こちらでご紹介している御用籠は、そういう意味では荒物とは一線を画す、
とても丁寧なつくりで、細部にいたるまできれいですし、適切に扱えば長く使えるものだとわかります。
また、青竹細工は笹のような細い竹を使う細工と異なり、
かごの材料にするときに竹の厚みやひご幅を取ることができるので、
毎日これをつかって運搬するといった業務的な使い方、
ハードユースにも耐えうる丈夫さが強みでもあります。
がっちりとした作りの四角い籠、ご自宅でも、業務にも、ご活用ください。
いずれかお好みのサイズをお選びくださいませ。
こちらは四角い形をした、持ち手のついた丈夫な仕上がりのかごです。
明治時代の中頃、日本の各地でたくさん使われていた
「御用籠(ごようかご)」と呼ばれる竹かごで、
配達籠や自転車籠、大きなものは洗濯屋籠などとも言われていました。
自転車やオートバイの荷台やリヤカーに積んで、注文の品物を配達するのに用いられたものです。
明治中期に、ゴムタイヤの車輪がついて荷台のついた自転車が日本で普及し、その際に自転車とセットでこの籠も広まり各地で使われるようになったそうです。
当時は、商店で使われるほか、行商や農家の収穫物の運搬などに活用されていました。
今ではプラスチックのかごや自動車の普及によって、ほとんど見かけられることがなくなってしまった竹の御用籠。
こちらは、神奈川でかご作りの基礎を学び、その後は独学で試行錯誤をつづけながら職人として竹細工に取り組む方が製作されたものです。
この方にうかがった話では、御用籠をはじめて見たときにつよい衝撃をうけ、その形に魅了されたとのこと。御用籠を作りたくて竹かご職人になったと言っても過言ではないほどの情熱が伝わってきました。
東京の南多摩地区で、ご自身で竹を伐り出し、お一人で作られています。
こちらのような四角い形をしたかごを「角籠(かくかご)」とも呼びます。
角籠のようなかご作りにおいては、とても太い竹をけずったり火をつかって竹を折りまげたりと”本来は長い直線である竹を四角形にする”という独特の加工技術が必要とされます。
さらに御用籠作りはとくに足腰の力が求められるため、かつて作っていた職人さんが高齢になるとともに作れなくなり継承者もいないというような状況下で、今では全国的にもその生産数が激減し、とても希少な存在となっています。
こちらのページでは、御用籠「小」・「中」・「大」の3サイズをご紹介します。
一般的に御用籠には「青竹(あおたけ)」が使われます。
「青竹」とは、生えている真竹(まだけ)を切り出したままの、青い状態の竹のことです。
(青竹に対し、熱加工などで青みを抜いた竹を「白竹(しろたけ/しらたけ)」といいます)
それではサイズごとにご紹介します。
四角い形のかごは、部屋の隅や壁際、棚など置くときに
余分なスペースを作ることなく、いくつか並べてもすっきりと置くことができます。
フローリングに直置きすると、竹かごの底面を引きずることで床に傷がつくこともあります。
気になるようでしたら、かごと床の間に布や紙を敷いたり
かご底面の力竹が床に接地する部分にフェルトカバーを当てたりすると良いかと思います。
御用籠がたくさん生産されていた時代(明治〜昭和のころ)、
ざるやかごなどの青竹細工は「荒物(あらもの)」とも呼ばれ、
”かんたんな作りの家庭雑貨”というのが一般的な認識でもありました。
こちらでご紹介している御用籠は、そういう意味では荒物とは一線を画す、
とても丁寧なつくりで、細部にいたるまできれいですし、適切に扱えば長く使えるものだとわかります。
また、青竹細工は笹のような細い竹を使う細工と異なり、
かごの材料にするときに竹の厚みやひご幅を取ることができるので、
毎日これをつかって運搬するといった業務的な使い方、
ハードユースにも耐えうる丈夫さが強みでもあります。
がっちりとした作りの四角い籠、ご自宅でも、業務にも、ご活用ください。
いずれかお好みのサイズをお選びくださいませ。
こちらは四角い形をした、持ち手のついた丈夫な仕上がりのかごです。
明治時代の中頃、日本の各地でたくさん使われていた
「御用籠(ごようかご)」と呼ばれる竹かごで、
配達籠や自転車籠、大きなものは洗濯屋籠などとも言われていました。
自転車やオートバイの荷台やリヤカーに積んで、注文の品物を配達するのに用いられたものです。
明治中期に、ゴムタイヤの車輪がついて荷台のついた自転車が日本で普及し、その際に自転車とセットでこの籠も広まり各地で使われるようになったそうです。
当時は、商店で使われるほか、行商や農家の収穫物の運搬などに活用されていました。
今ではプラスチックのかごや自動車の普及によって、ほとんど見かけられることがなくなってしまった竹の御用籠。
こちらは、神奈川でかご作りの基礎を学び、その後は独学で試行錯誤をつづけながら職人として竹細工に取り組む方が製作されたものです。
この方にうかがった話では、御用籠をはじめて見たときにつよい衝撃をうけ、その形に魅了されたとのこと。御用籠を作りたくて竹かご職人になったと言っても過言ではないほどの情熱が伝わってきました。
東京の南多摩地区で、ご自身で竹を伐り出し、お一人で作られています。
こちらのような四角い形をしたかごを「角籠(かくかご)」とも呼びます。
角籠のようなかご作りにおいては、とても太い竹をけずったり火をつかって竹を折りまげたりと”本来は長い直線である竹を四角形にする”という独特の加工技術が必要とされます。
さらに御用籠作りはとくに足腰の力が求められるため、かつて作っていた職人さんが高齢になるとともに作れなくなり継承者もいないというような状況下で、今では全国的にもその生産数が激減し、とても希少な存在となっています。
こちらのページでは、御用籠「小」・「中」・「大」の3サイズをご紹介します。
一般的に御用籠には「青竹(あおたけ)」が使われます。
「青竹」とは、生えている真竹(まだけ)を切り出したままの、青い状態の竹のことです。
(青竹に対し、熱加工などで青みを抜いた竹を「白竹(しろたけ/しらたけ)」といいます)
その特徴は、とても太い縁とかごを縦に通る力竹(ちからだけ)、そして細めのひごを使い「ござ目編み」という技法で編まれていること。
それが基本的な御用籠の仕様です。
青みがかった竹の色も、時間や環境の変化とともに白竹のような黄色味の入った色へと移り変わっていきます。
そしてもう一つ、積み下ろしや運搬に便利なように、左右に持ち手がついているのが大きな特徴です。
かごの内側です。かごに穴が開いていて、手を差し入れるところが作られています。手で持つ部分は籐(とう)できっちりと巻かれています。手にあたったときの竹のゴツゴツとした感触はなく、握りやすい仕様です。
かごを縦に通っている力竹は縁の内側に織り込まれています。曲げるところは竹の内側をうすくけずり火であぶって柔らかくしているため、少し焦げたような跡がつきます。また、縁や力竹には補強のための銅線が巻かれています。
この力竹が曲げられた部分は、竹の乾燥などが理由で写真のように竹表面の皮が剥離する(はくりする/はがれ落ちる)ことがあります。この現象はどうしても避けることができず、注意して作られているものでも完全にはそれを防ぐことができません。程度の差はありますが、すでにこのように剥離したものをお届けすることもございます。不良品とはなりませんので、予めご了承ください。(※こちらの写真は別の作り手が作った異なる青竹製品です)
こちらの御用籠は、剥離をある程度防ぐために、この縁にある力竹の折り返し部分にも籐が留められています。
かごの底は「いかだ底編み」。丈夫なかごを作るときによく使われる技法です。
かごの底裏側です。力竹が何本も通されており、とてもしっかりとした底作りです。
それではサイズごとにご紹介します。
こちらは小サイズです。
大きさのイメージです。小サイズといえども、かごとしては大きめサイズです。ご自宅で使うのであれば、十分な容量があると言えそうです。
たとえば、玉ねぎ、じゃがいもなどストックしておける根菜をたくさん保存したり、瓶や缶詰など、または雑誌や新聞を入れたり。
こちらは中サイズです。中サイズといってもやはり、かなりの容量です。
道具など大きくて重いものや、こまごまとしたおもちゃなどをまとめて入れておくのにも重宝しそうです。
調味料やお酒、保存瓶を入れてみました。
つづいてこちらは大サイズです。
かなりの迫力です。
防災グッズや保存食を入れておくのも。何が入っているか一目でわかるので、備蓄している非常食の入れ替えなども手軽にできそうです。
キャンプグッズなどアウトドア用品の保管にも便利そう。持ち手が付いているので、そのまま持ち運び、スムーズに車に積み込めます。
四角い形のかごは、部屋の隅や壁際、棚など置くときに
余分なスペースを作ることなく、いくつか並べてもすっきりと置くことができます。
フローリングに直置きすると、竹かごの底面を引きずることで床に傷がつくこともあります。
気になるようでしたら、かごと床の間に布や紙を敷いたり
かご底面の力竹が床に接地する部分にフェルトカバーを当てたりすると良いかと思います。
御用籠がたくさん生産されていた時代(明治〜昭和のころ)、
ざるやかごなどの青竹細工は「荒物(あらもの)」とも呼ばれ、
”かんたんな作りの家庭雑貨”というのが一般的な認識でもありました。
こちらでご紹介している御用籠は、そういう意味では荒物とは一線を画す、
とても丁寧なつくりで、細部にいたるまできれいですし、適切に扱えば長く使えるものだとわかります。
また、青竹細工は笹のような細い竹を使う細工と異なり、
かごの材料にするときに竹の厚みやひご幅を取ることができるので、
毎日これをつかって運搬するといった業務的な使い方、
ハードユースにも耐えうる丈夫さが強みでもあります。
がっちりとした作りの四角い籠、ご自宅でも、業務にも、ご活用ください。
いずれかお好みのサイズをお選びくださいませ。