栃木県/真竹(白竹) 麻の葉編み 物入れかご
こちらは白竹を使って編まれた丸い、深型のかごです。
自生している状態の青い真竹を白竹に加工する方法には、湿式と乾式の2通りがあります。
こちらの白竹は湿式によるもので、竹材を釜の中に入れて煮沸処理を行い、取り出すときに竹の表面に出てきた油分を拭き取るという工程を経ます。
仕上がった白竹は硬さが締まって強度が増し、光沢も出て、経年変化でさらに深い飴色を楽しむことができます。
その白竹で作られた、物入れかごをご紹介します。
ときには、季節の花々を飾るのも。
白竹が華やかな花や鮮やかな葉を引き立ててくれます。
ポテっとした形が愛らしく、白竹が放つ光沢が美しいこちらのかごは
部屋に置いておくだけでもその場を華やいだ雰囲気にしてくれます。
ブランケットやストールなどの布ものを保管したり、
お客様のお荷物入れにしたりと、さまざまな場面で活躍することと思います。
長く寄り添っていける丈夫な物入れかご。
徐々に深い飴色に移り変わっていく経年変化とともにお楽しみください。
<大田原の竹工芸と現代の暮らしを繋ぐ>
栃木県大田原市には良質な竹があり、古くから竹工芸活動が盛んに行われてきました。
この地からお二人の竹工芸家が人間国宝にも選ばれています。
その竹工芸の世界で、ご自身が師匠と仰ぐお二人
−竹工芸家であるお父様と同じく竹工芸家であり人間国宝である方− から技術を教わり、
大田原で長く続く竹工芸の息吹に触れ、
その伝統を守りながらも新たな境地を開かれようとしている方がいらっしゃいます。
もとはデザイン設計の仕事をされていて、
中東とヨーロッパをバックパッカーとして回った経験もお持ちのこのお方。
作りだされる作品は、伝統の技法を踏襲しつつも、どこか新鮮で、
今までご本人が培われてきたバッググラウンドが投影されているように感じられます。
日々の暮らしを豊かにしてくれる、実用的でいて、落ち着きのある、上質な作品を作られています。
こちらは白竹を使って編まれた丸い、深型のかごです。
自生している状態の青い真竹を白竹に加工する方法には、湿式と乾式の2通りがあります。
こちらの白竹は湿式によるもので、竹材を釜の中に入れて煮沸処理を行い、取り出すときに竹の表面に出てきた油分を拭き取るという工程を経ます。
仕上がった白竹は硬さが締まって強度が増し、光沢も出て、経年変化でさらに深い飴色を楽しむことができます。
その白竹で作られた、物入れかごをご紹介します。
かご全体は「麻の葉編み」という技法をベースに仕上げられています。 きれいな菱目の編み目が連なっています。 つやつやとした光沢が見られます。手で触れてもスルッと優しい手触りです。 厚めの竹ひごを縦二枚に剥ぎ、重ね合わせた状態で編み込んでいるため、全体的に肉厚でかっちりとした作りになっています。 縁の部分です。厚みのある竹ひごを縁にまわし、その上から皮付きの籐(とう)をくるくると一定のリズムに沿って巻いています。 縁を上から見たところです。等間隔で巻かれた籐がかご全体のアクセントとなっています。 かごの内寸約直径29cm、高さ20cmほど。 かごの底裏面です。3本の力竹(ちからだけ)が縦、横に通されています。しっかりとした底作りです。 手に持ったときのサイズ感です。両腕に抱えるくらいの大きめのかごです。 光に当たったときの陰影も趣きがあります。 竹ひごの内側、身の方も丁寧に表面の処理がされているので、ストールなどの布ものを入れておくこともできます。
衣類に引っ掛かることはあまりないと思いますが、気になる場合は一枚薄い布を敷かれても良いかと思います。白竹の爽やかな色味は、草花がよく似合います。かごの中にボウルを入れて、モミジ、ミヤコワスレ、フタリシズカを活けました。
ときには、季節の花々を飾るのも。
白竹が華やかな花や鮮やかな葉を引き立ててくれます。
ポテっとした形が愛らしく、白竹が放つ光沢が美しいこちらのかごは
部屋に置いておくだけでもその場を華やいだ雰囲気にしてくれます。
ブランケットやストールなどの布ものを保管したり、
お客様のお荷物入れにしたりと、さまざまな場面で活躍することと思います。
長く寄り添っていける丈夫な物入れかご。
徐々に深い飴色に移り変わっていく経年変化とともにお楽しみください。
<大田原の竹工芸と現代の暮らしを繋ぐ>
栃木県大田原市には良質な竹があり、古くから竹工芸活動が盛んに行われてきました。
この地からお二人の竹工芸家が人間国宝にも選ばれています。
その竹工芸の世界で、ご自身が師匠と仰ぐお二人
−竹工芸家であるお父様と同じく竹工芸家であり人間国宝である方− から技術を教わり、
大田原で長く続く竹工芸の息吹に触れ、
その伝統を守りながらも新たな境地を開かれようとしている方がいらっしゃいます。
もとはデザイン設計の仕事をされていて、
中東とヨーロッパをバックパッカーとして回った経験もお持ちのこのお方。
作りだされる作品は、伝統の技法を踏襲しつつも、どこか新鮮で、
今までご本人が培われてきたバッググラウンドが投影されているように感じられます。
日々の暮らしを豊かにしてくれる、実用的でいて、落ち着きのある、上質な作品を作られています。
こちらは白竹を使って編まれた丸い、深型のかごです。
自生している状態の青い真竹を白竹に加工する方法には、湿式と乾式の2通りがあります。
こちらの白竹は湿式によるもので、竹材を釜の中に入れて煮沸処理を行い、取り出すときに竹の表面に出てきた油分を拭き取るという工程を経ます。
仕上がった白竹は硬さが締まって強度が増し、光沢も出て、経年変化でさらに深い飴色を楽しむことができます。
その白竹で作られた、物入れかごをご紹介します。
かご全体は「麻の葉編み」という技法をベースに仕上げられています。 きれいな菱目の編み目が連なっています。 つやつやとした光沢が見られます。手で触れてもスルッと優しい手触りです。 厚めの竹ひごを縦二枚に剥ぎ、重ね合わせた状態で編み込んでいるため、全体的に肉厚でかっちりとした作りになっています。 縁の部分です。厚みのある竹ひごを縁にまわし、その上から皮付きの籐(とう)をくるくると一定のリズムに沿って巻いています。 縁を上から見たところです。等間隔で巻かれた籐がかご全体のアクセントとなっています。 かごの内寸約直径29cm、高さ20cmほど。 かごの底裏面です。3本の力竹(ちからだけ)が縦、横に通されています。しっかりとした底作りです。 手に持ったときのサイズ感です。両腕に抱えるくらいの大きめのかごです。 光に当たったときの陰影も趣きがあります。 竹ひごの内側、身の方も丁寧に表面の処理がされているので、ストールなどの布ものを入れておくこともできます。
衣類に引っ掛かることはあまりないと思いますが、気になる場合は一枚薄い布を敷かれても良いかと思います。 白竹の爽やかな色味は、草花がよく似合います。かごの中にボウルを入れて、モミジ、ミヤコワスレ、フタリシズカを活けました。
ときには、季節の花々を飾るのも。
白竹が華やかな花や鮮やかな葉を引き立ててくれます。
ポテっとした形が愛らしく、白竹が放つ光沢が美しいこちらのかごは
部屋に置いておくだけでもその場を華やいだ雰囲気にしてくれます。
ブランケットやストールなどの布ものを保管したり、
お客様のお荷物入れにしたりと、さまざまな場面で活躍することと思います。
長く寄り添っていける丈夫な物入れかご。
徐々に深い飴色に移り変わっていく経年変化とともにお楽しみください。
<大田原の竹工芸と現代の暮らしを繋ぐ>
栃木県大田原市には良質な竹があり、古くから竹工芸活動が盛んに行われてきました。
この地からお二人の竹工芸家が人間国宝にも選ばれています。
その竹工芸の世界で、ご自身が師匠と仰ぐお二人
−竹工芸家であるお父様と同じく竹工芸家であり人間国宝である方− から技術を教わり、
大田原で長く続く竹工芸の息吹に触れ、
その伝統を守りながらも新たな境地を開かれようとしている方がいらっしゃいます。
もとはデザイン設計の仕事をされていて、
中東とヨーロッパをバックパッカーとして回った経験もお持ちのこのお方。
作りだされる作品は、伝統の技法を踏襲しつつも、どこか新鮮で、
今までご本人が培われてきたバッググラウンドが投影されているように感じられます。
日々の暮らしを豊かにしてくれる、実用的でいて、落ち着きのある、上質な作品を作られています。