430102 神奈川県/真竹 ささら目かご 大・特大 2サイズ
静岡県と神奈川県の間に位置する足柄エリア。
かつては東海道の本道が通り、交通の要所でもありました。
平野の北側には、神奈川の面積6分の1を占める丹沢山地が広がります。また南には小田原や相模湾があり、西には箱根の山々や富士山がそびえている地でもあります。
その富士山麓や丹沢山地から雪解け水の恩恵を存分にうけるこの地域は、
現在も水道に地下水を利用しているところもあると言います。
また、平野を南北に走る酒匂川(さかわがわ)があることで、
農耕文化が発達してきました。
しかし同時に、氾濫や富士山噴火による火山灰や土石流の被害にもたびたび遭ってきたそうです。
その足柄に生える竹は、九州に自生する竹にも劣らない太さで、
竹細工に利用しやすい節と節の間の長い竹が採れるとのこと。
その丹沢山麓や箱根外輪山の足柄で採れる真竹を使い、
竹細工を営む方がいらっしゃいます。
若い頃からこの道の門を叩き、
これまで30年以上にわたって竹細工を続けられています。
独創的なかごの制作はもちろんのこと、
途絶えてしまった各地の伝統的なかごの復刻、
破損してしまった緻密な竹工芸の修復や、
それぞれの地域の伝統である祭り道具制作、
海外においての実演など、実に多岐にわたる活動をされています。
こちらでご紹介するのは、その方が製作された「ささら目かご」という名の竹かごです。
こちらのかごは、もとは広島県府中市のある集落で作られていたもので、
主に食器を洗って置いておく用途のかごとして使われていました。
府中では、平成の初期には作る方がいなくなり、一度途絶えてしまっていましたが、
神奈川において、こちらの作り手の方が
2012年頃から映像資料などを元に試行錯誤を重ね、復刻が叶いました。
ささら目かごシリーズは「特小・小・中・大・特大」
(おおよそ特小サイズ直径29cm〜特大サイズ直径45cm)と
5サイズの展開でご紹介しております。
こちらのページでは、その中でも「大」と「特大」の2サイズをご紹介します。
始まりは真っ直ぐな8本の竹ひごです。サイズによって1.2cmから1.5cmの幅のものを使います。 竹ひごの中心部分だけを残し、サイズによって12枚から14枚になるよう、1本の竹ひごの両端から縦に切れ目を入れていきます。 その後、8本のひごを足で踏みつけつつ、自身も回転しながら、編み込んでいきます。縁の部分は波のように滑らかなラインです。 縁を上から見ると、がっちりとしたかご全体の作りに比べると、薄作りなことがわかります。 初めは踏みつけて平面状に編んでいくのですが、縁を立ち上げていく際にはタンッタンッと、小気味よくかごを床に叩きつけながら編み目を内側に締めつつ立ち上げていきます。 そして、仕上げはこの底の部分で、ささらがバチッと留められています。 針金も籐(とう)も使わずに、ただ竹のみを編み込んで留めています。ささら状のひごが光を受けて光沢を放っています。 実に無駄がなく、簡潔で、それでいて力強く美しい仕上がりです。どの角度から見ても、ハッとさせられる、気品に溢れたかごだと思います。 こちらは大サイズです。かごの内寸は直径約38cm、高さ12cmほど。 たっぷりの食器をふせておく椀かごにしたり、たくさんの果物の盛りかごに。 こちらは特大サイズです。シリーズ最大のかごです。かごの内寸は直径約43cm、高さ13cmほど。 直径45cmという大きさの迫力は、他のかごにはない美しさです。 また、糖分や油分、水分を含んだみずみずしい肉厚の青竹を編み上げるため、時折ひごの内側にご覧のような黒いスジのようなものが入ったり、 節の内側あたりが黒ずむことがあります。これらは青竹細工ならではの自然に起きる現象で、カビではございません。また、不良品でもありませんので、安心してお使いください。
大きなサイズではありますが、もともとの使い方であるたっぷりのお茶碗やコップなどを置いておくかごとして。
また、たくさんの果物を盛ったり、お菓子を入れておくかごとしても良さそうです。
お客様によっては、タオルやブランケットなど布ものを入れておく、
生け花の器としてお使いになるという話も伺いますし、
このかごの美しさから、何も入れずにただ籠を飾っているという方もいらっしゃいます。
時や場所を越えて再現された、こちらのささら目かご。
みなさまの暮らしにも迎え入れていただけたら、うれしく思います。
青い色は、時間をかけて飴色に変わっていきます。
そんな経年変化もお楽しみください。
経年変化した中サイズと新しい大、特大サイズ
大ぶりのかごとなりますので、サイズをよくご確認いただき、どちらかお好みのサイズをお選びくださいませ。
静岡県と神奈川県の間に位置する足柄エリア。
かつては東海道の本道が通り、交通の要所でもありました。
平野の北側には、神奈川の面積6分の1を占める丹沢山地が広がります。また南には小田原や相模湾があり、西には箱根の山々や富士山がそびえている地でもあります。
その富士山麓や丹沢山地から雪解け水の恩恵を存分にうけるこの地域は、
現在も水道に地下水を利用しているところもあると言います。
また、平野を南北に走る酒匂川(さかわがわ)があることで、
農耕文化が発達してきました。
しかし同時に、氾濫や富士山噴火による火山灰や土石流の被害にもたびたび遭ってきたそうです。
その足柄に生える竹は、九州に自生する竹にも劣らない太さで、
竹細工に利用しやすい節と節の間の長い竹が採れるとのこと。
その丹沢山麓や箱根外輪山の足柄で採れる真竹を使い、
竹細工を営む方がいらっしゃいます。
若い頃からこの道の門を叩き、
これまで30年以上にわたって竹細工を続けられています。
独創的なかごの制作はもちろんのこと、
途絶えてしまった各地の伝統的なかごの復刻、
破損してしまった緻密な竹工芸の修復や、
それぞれの地域の伝統である祭り道具制作、
海外においての実演など、実に多岐にわたる活動をされています。
こちらでご紹介するのは、その方が製作された「ささら目かご」という名の竹かごです。
こちらのかごは、もとは広島県府中市のある集落で作られていたもので、
主に食器を洗って置いておく用途のかごとして使われていました。
府中では、平成の初期には作る方がいなくなり、一度途絶えてしまっていましたが、
神奈川において、こちらの作り手の方が
2012年頃から映像資料などを元に試行錯誤を重ね、復刻が叶いました。
ささら目かごシリーズは「特小・小・中・大・特大」
(おおよそ特小サイズ直径29cm〜特大サイズ直径45cm)と
5サイズの展開でご紹介しております。
こちらのページでは、その中でも「大」と「特大」の2サイズをご紹介します。
始まりは真っ直ぐな8本の竹ひごです。サイズによって1.2cmから1.5cmの幅のものを使います。 竹ひごの中心部分だけを残し、サイズによって12枚から14枚になるよう、1本の竹ひごの両端から縦に切れ目を入れていきます。 その後、8本のひごを足で踏みつけつつ、自身も回転しながら、編み込んでいきます。縁の部分は波のように滑らかなラインです。 縁を上から見ると、がっちりとしたかご全体の作りに比べると、薄作りなことがわかります。 初めは踏みつけて平面状に編んでいくのですが、縁を立ち上げていく際にはタンッタンッと、小気味よくかごを床に叩きつけながら編み目を内側に締めつつ立ち上げていきます。 そして、仕上げはこの底の部分で、ささらがバチッと留められています。 針金も籐(とう)も使わずに、ただ竹のみを編み込んで留めています。ささら状のひごが光を受けて光沢を放っています。 実に無駄がなく、簡潔で、それでいて力強く美しい仕上がりです。どの角度から見ても、ハッとさせられる、気品に溢れたかごだと思います。 こちらは大サイズです。かごの内寸は直径約38cm、高さ12cmほど。 たっぷりの食器をふせておく椀かごにしたり、たくさんの果物の盛りかごに。 こちらは特大サイズです。シリーズ最大のかごです。かごの内寸は直径約43cm、高さ13cmほど。 直径45cmという大きさの迫力は、他のかごにはない美しさです。 また、糖分や油分、水分を含んだみずみずしい肉厚の青竹を編み上げるため、時折ひごの内側にご覧のような黒いスジのようなものが入ったり、 節の内側あたりが黒ずむことがあります。これらは青竹細工ならではの自然に起きる現象で、カビではございません。また、不良品でもありませんので、安心してお使いください。
大きなサイズではありますが、もともとの使い方であるたっぷりのお茶碗やコップなどを置いておくかごとして。
また、たくさんの果物を盛ったり、お菓子を入れておくかごとしても良さそうです。
お客様によっては、タオルやブランケットなど布ものを入れておく、
生け花の器としてお使いになるという話も伺いますし、
このかごの美しさから、何も入れずにただ籠を飾っているという方もいらっしゃいます。
時や場所を越えて再現された、こちらのささら目かご。
みなさまの暮らしにも迎え入れていただけたら、うれしく思います。
青い色は、時間をかけて飴色に変わっていきます。
そんな経年変化もお楽しみください。
大ぶりのかごとなりますので、サイズをよくご確認いただき、どちらかお好みのサイズをお選びくださいませ。
静岡県と神奈川県の間に位置する足柄エリア。
かつては東海道の本道が通り、交通の要所でもありました。
平野の北側には、神奈川の面積6分の1を占める丹沢山地が広がります。また南には小田原や相模湾があり、西には箱根の山々や富士山がそびえている地でもあります。
その富士山麓や丹沢山地から雪解け水の恩恵を存分にうけるこの地域は、
現在も水道に地下水を利用しているところもあると言います。
また、平野を南北に走る酒匂川(さかわがわ)があることで、
農耕文化が発達してきました。
しかし同時に、氾濫や富士山噴火による火山灰や土石流の被害にもたびたび遭ってきたそうです。
その足柄に生える竹は、九州に自生する竹にも劣らない太さで、
竹細工に利用しやすい節と節の間の長い竹が採れるとのこと。
その丹沢山麓や箱根外輪山の足柄で採れる真竹を使い、
竹細工を営む方がいらっしゃいます。
若い頃からこの道の門を叩き、
これまで30年以上にわたって竹細工を続けられています。
独創的なかごの制作はもちろんのこと、
途絶えてしまった各地の伝統的なかごの復刻、
破損してしまった緻密な竹工芸の修復や、
それぞれの地域の伝統である祭り道具制作、
海外においての実演など、実に多岐にわたる活動をされています。
こちらでご紹介するのは、その方が製作された「ささら目かご」という名の竹かごです。
こちらのかごは、もとは広島県府中市のある集落で作られていたもので、
主に食器を洗って置いておく用途のかごとして使われていました。
府中では、平成の初期には作る方がいなくなり、一度途絶えてしまっていましたが、
神奈川において、こちらの作り手の方が
2012年頃から映像資料などを元に試行錯誤を重ね、復刻が叶いました。
ささら目かごシリーズは「特小・小・中・大・特大」
(おおよそ特小サイズ直径29cm〜特大サイズ直径45cm)と
5サイズの展開でご紹介しております。
こちらのページでは、その中でも「大」と「特大」の2サイズをご紹介します。
始まりは真っ直ぐな8本の竹ひごです。サイズによって1.2cmから1.5cmの幅のものを使います。 竹ひごの中心部分だけを残し、サイズによって12枚から14枚になるよう、1本の竹ひごの両端から縦に切れ目を入れていきます。 その後、8本のひごを足で踏みつけつつ、自身も回転しながら、編み込んでいきます。縁の部分は波のように滑らかなラインです。 縁を上から見ると、がっちりとしたかご全体の作りに比べると、薄作りなことがわかります。 初めは踏みつけて平面状に編んでいくのですが、縁を立ち上げていく際にはタンッタンッと、小気味よくかごを床に叩きつけながら編み目を内側に締めつつ立ち上げていきます。 そして、仕上げはこの底の部分で、ささらがバチッと留められています。 針金も籐(とう)も使わずに、ただ竹のみを編み込んで留めています。ささら状のひごが光を受けて光沢を放っています。 実に無駄がなく、簡潔で、それでいて力強く美しい仕上がりです。どの角度から見ても、ハッとさせられる、気品に溢れたかごだと思います。 こちらは大サイズです。かごの内寸は直径約38cm、高さ12cmほど。 たっぷりの食器をふせておく椀かごにしたり、たくさんの果物の盛りかごに。 こちらは特大サイズです。シリーズ最大のかごです。かごの内寸は直径約43cm、高さ13cmほど。 直径45cmという大きさの迫力は、他のかごにはない美しさです。 また、糖分や油分、水分を含んだみずみずしい肉厚の青竹を編み上げるため、時折ひごの内側にご覧のような黒いスジのようなものが入ったり、 節の内側あたりが黒ずむことがあります。これらは青竹細工ならではの自然に起きる現象で、カビではございません。また、不良品でもありませんので、安心してお使いください。
大きなサイズではありますが、もともとの使い方であるたっぷりのお茶碗やコップなどを置いておくかごとして。
また、たくさんの果物を盛ったり、お菓子を入れておくかごとしても良さそうです。
お客様によっては、タオルやブランケットなど布ものを入れておく、
生け花の器としてお使いになるという話も伺いますし、
このかごの美しさから、何も入れずにただ籠を飾っているという方もいらっしゃいます。
時や場所を越えて再現された、こちらのささら目かご。
みなさまの暮らしにも迎え入れていただけたら、うれしく思います。
青い色は、時間をかけて飴色に変わっていきます。
そんな経年変化もお楽しみください。
経年変化した中サイズと新しい大、特大サイズ
大ぶりのかごとなりますので、サイズをよくご確認いただき、どちらかお好みのサイズをお選びくださいませ。