330607 茨城県/真竹 米あげざる 一斗・一斗五升 2サイズ
こちらは真竹で作られた大きなサイズの米揚げざるです。
一斗(100合分)、一斗五升(150合分)というたくさんのお米を洗って水切りするためのざるです。
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こちらの職人さんは、若い時から竹の仕事に携わり、80歳も後半になる現在も、日々精力的に竹細工に打ち込んでらっしゃいます。
特大の業務用からご家庭で使える小さいものなど、関東地方で使われるものなら何でも作られてきたスーパーマンのような方です。
そんな方が作られた業務用でも使うサイズの米揚げざるです。
2サイズともおおよそのつくりは同じです。
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細めのひごを使い、ござ目編みという編み方で側面を規則的に編んでいます。このざるは真竹の青味の残る表皮とその内側の肉部分をひごとして使っています。
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主に、表皮がついたひごを負荷のかかる上部と下部、肉のひごを中腹に編み込んでいきます。表皮だけを使うと、使用しない部分が大量にごみとなってしまいますが、肉部分も使うことで無駄を減らしています。また、表皮と肉では、経年変化の色の深さが異なるので、よりコントラストが楽しめるようになります。
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底に近い部分は重いものを入れると負荷がかかります。そのような場所には、硬い表皮がついたひごで編んでいます。
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表皮がついたひごは、側面下部から底まで続きます。
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底は通常が2本1組のところ、大きいサイズのため3本1組のあじろ編みという編み方で始まっています。縦骨も同様に表皮と肉部分を混ぜています。
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裏返したところです。補強の太い力竹(ちからだけ)が3本通っています。一番上を通る力竹が底編みに編み込まれる形にしています。また、その力竹はそのまま縁編みにも編み込んでいます。このように何重にも底が抜ける心配を軽減する仕掛けが入っています。
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縁の部分を外側から見ています。太くて肉厚の芯材に一定の感覚でテープ状にしたひごを巻いて仕上げています。
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こちらは縁を内側から見たところです。一度、肉部分のひごで巻いたあとに、反対の方から表皮のひごで巻き返しています。
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このような縁作りは真竹細工で縁を頑丈にしたい時によく用いられる技法です。関東地方や東北地方の太平洋沿岸のエリアでは同様の技法が見られます。
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3mmほどの細いひごで、大きなざるを作るのには、編み工数が大変多くなります。しかし、この形は作り手さんとしては、長年つくり慣れてらっしゃるようで、良心的な価格となっています。
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では、それぞれのサイズをご紹介します。こちらは一斗サイズです。
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お米100合分を水切りするサイズです。
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こちらは一斗五升サイズです。
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お米150合分を水切りするサイズです。
業務用としてお使いいただいたり、お正月やお祝い事でもち米を大量に洗って水を切ったり、
お祭りや町内会の食事の仕込みなどにも大活躍すること請け合いです。
今回、ご紹介するのは、一斗サイズと一斗五升サイズですが、
もう少し大きな二斗サイズもご要望がありましたら、
製作可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
こちらは真竹で作られた大きなサイズの米揚げざるです。
一斗(100合分)、一斗五升(150合分)というたくさんのお米を洗って水切りするためのざるです。
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こちらの職人さんは、若い時から竹の仕事に携わり、80歳も後半になる現在も、日々精力的に竹細工に打ち込んでらっしゃいます。
特大の業務用からご家庭で使える小さいものなど、関東地方で使われるものなら何でも作られてきたスーパーマンのような方です。
そんな方が作られた業務用でも使うサイズの米揚げざるです。
2サイズともおおよそのつくりは同じです。
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業務用としてお使いいただいたり、お正月やお祝い事でもち米を大量に洗って水を切ったり、
お祭りや町内会の食事の仕込みなどにも大活躍すること請け合いです。
今回、ご紹介するのは、一斗サイズと一斗五升サイズですが、
もう少し大きな二斗サイズもご要望がありましたら、
製作可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
こちらは真竹で作られた大きなサイズの米揚げざるです。
一斗(100合分)、一斗五升(150合分)というたくさんのお米を洗って水切りするためのざるです。
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こちらの職人さんは、若い時から竹の仕事に携わり、80歳も後半になる現在も、日々精力的に竹細工に打ち込んでらっしゃいます。
特大の業務用からご家庭で使える小さいものなど、関東地方で使われるものなら何でも作られてきたスーパーマンのような方です。
そんな方が作られた業務用でも使うサイズの米揚げざるです。
2サイズともおおよそのつくりは同じです。
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細めのひごを使い、ござ目編みという編み方で側面を規則的に編んでいます。このざるは真竹の青味の残る表皮とその内側の肉部分をひごとして使っています。
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主に、表皮がついたひごを負荷のかかる上部と下部、肉のひごを中腹に編み込んでいきます。表皮だけを使うと、使用しない部分が大量にごみとなってしまいますが、肉部分も使うことで無駄を減らしています。また、表皮と肉では、経年変化の色の深さが異なるので、よりコントラストが楽しめるようになります。
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底に近い部分は重いものを入れると負荷がかかります。そのような場所には、硬い表皮がついたひごで編んでいます。
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表皮がついたひごは、側面下部から底まで続きます。
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底は通常が2本1組のところ、大きいサイズのため3本1組のあじろ編みという編み方で始まっています。縦骨も同様に表皮と肉部分を混ぜています。
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裏返したところです。補強の太い力竹(ちからだけ)が3本通っています。一番上を通る力竹が底編みに編み込まれる形にしています。また、その力竹はそのまま縁編みにも編み込んでいます。このように何重にも底が抜ける心配を軽減する仕掛けが入っています。
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縁の部分を外側から見ています。太くて肉厚の芯材に一定の感覚でテープ状にしたひごを巻いて仕上げています。
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こちらは縁を内側から見たところです。一度、肉部分のひごで巻いたあとに、反対の方から表皮のひごで巻き返しています。
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このような縁作りは真竹細工で縁を頑丈にしたい時によく用いられる技法です。関東地方や東北地方の太平洋沿岸のエリアでは同様の技法が見られます。
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3mmほどの細いひごで、大きなざるを作るのには、編み工数が大変多くなります。しかし、この形は作り手さんとしては、長年つくり慣れてらっしゃるようで、良心的な価格となっています。
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では、それぞれのサイズをご紹介します。こちらは一斗サイズです。
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お米100合分を水切りするサイズです。
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こちらは一斗五升サイズです。
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お米150合分を水切りするサイズです。
業務用としてお使いいただいたり、お正月やお祝い事でもち米を大量に洗って水を切ったり、
お祭りや町内会の食事の仕込みなどにも大活躍すること請け合いです。
今回、ご紹介するのは、一斗サイズと一斗五升サイズですが、
もう少し大きな二斗サイズもご要望がありましたら、
製作可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。