330604-1茨城県/真竹(青竹) そばふり
名前の通り、これはお蕎麦屋さんがそばを湯切りする時に使う道具です。「そばとうじざる」、「そばふりざる」、「そばふり」、「ふりざる」などとたくさんの呼び方があります。
主に、水切り・湯切りが目的ではあるのですが、特に温かいおそばなどを作る時に茹でてから、一度水でしめた麺を再度、一人前分をお湯にさっとつけて温めなおすのに使われます。
そうするとおそばを入れたおつゆが冷めませんから、熱々の状態でお客さんに提供できます。
その他、単純にそばの水切りのために使う方法もありますし、
釜に残った麺をすくうために使うという方もいらっしゃいます。
こちらの職人さんは、若い時から竹の仕事に携わり、80歳も後半になる現在も、日々精力的に竹細工に打ち込んでらっしゃいます。
特大の業務用からご家庭で使える小さいものなど、関東地方で使われるものなら何でも作られてきたお方です。
そんな方が作るそばふりは真竹のみで仕上げられたものです。
昨今使われているものは、籐(とう)をステンレス線を多用したものがほとんどですが、
こちらは籐は使用せず、真竹のみで仕上げています。
業務用では、生産性や耐久性の高さ、価格の安さなどでステンレス製がよく使われているのが現状ですが、
水切りの良さは竹が一番とも言われています。
ご覧の通り、これだけ編み目に隙間があり、なおかつとても軽いです。
日々の厨房で、忙しい時には何度もそばの湯切りをする際には、
道具の重さも体の負担に直結してきます。
もう一度、昔ながらの軽い竹の道具を使ってみても素敵ですよね。
麺好きの方はこちらで本格的な湯切りをしてみてはいかがでしょうか。
まとまった数がご入用の方は、別途お問い合わせください。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
名前の通り、これはお蕎麦屋さんがそばを湯切りする時に使う道具です。「そばとうじざる」、「そばふりざる」、「そばふり」、「ふりざる」などとたくさんの呼び方があります。
主に、水切り・湯切りが目的ではあるのですが、特に温かいおそばなどを作る時に茹でてから、一度水でしめた麺を再度、一人前分をお湯にさっとつけて温めなおすのに使われます。
そうするとおそばを入れたおつゆが冷めませんから、熱々の状態でお客さんに提供できます。
その他、単純にそばの水切りのために使う方法もありますし、
釜に残った麺をすくうために使うという方もいらっしゃいます。
こちらの職人さんは、若い時から竹の仕事に携わり、80歳も後半になる現在も、日々精力的に竹細工に打ち込んでらっしゃいます。
特大の業務用からご家庭で使える小さいものなど、関東地方で使われるものなら何でも作られてきたお方です。
そんな方が作るそばふりは真竹のみで仕上げられたものです。
昨今使われているものは、籐(とう)をステンレス線を多用したものがほとんどですが、
こちらは籐は使用せず、真竹のみで仕上げています。
細めのひごを使い、全体を流れるような編み目で規則的に編んでいます。 この編み模様は「とびござ目編み」とも呼ばれます。普通のござ目編みが縦骨を一本ずつ越えて、くぐってを繰り返すのに対して、こちらは縦骨を2本ずつ飛んで編むため、このような名前がついています。すべて外側に表皮が来るように編まれています。 上から内側を見たところです。青い表皮が外側なので、必然的に内側は白い肉のの部分が見える状態になっています。口の直径は19-20cmほどです。 内側も実に流麗な編み目が続きます。 内側の底部分です。そこは水切れが良いように、四つ目編みと言って、比較的編み目の大きい作りになっています。 縁の部分を外側から見ています。竹だけで、巻き留めています。このような仕上げを巻き縁(まきぶち)仕上げと言います。 上から見たところです。同様に竹が巻き付けられている様子がわかります。 底部分を外側から見たところです。この補強の力竹(ちからだけ)が角も補強しつつ、ざる全体を支えています。
業務用では、生産性や耐久性の高さ、価格の安さなどでステンレス製がよく使われているのが現状ですが、
水切りの良さは竹が一番とも言われています。
ご覧の通り、これだけ編み目に隙間があり、なおかつとても軽いです。
日々の厨房で、忙しい時には何度もそばの湯切りをする際には、
道具の重さも体の負担に直結してきます。
もう一度、昔ながらの軽い竹の道具を使ってみても素敵ですよね。
麺好きの方はこちらで本格的な湯切りをしてみてはいかがでしょうか。
まとまった数がご入用の方は、別途お問い合わせください。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
名前の通り、これはお蕎麦屋さんがそばを湯切りする時に使う道具です。「そばとうじざる」、「そばふりざる」、「そばふり」、「ふりざる」などとたくさんの呼び方があります。
主に、水切り・湯切りが目的ではあるのですが、特に温かいおそばなどを作る時に茹でてから、一度水でしめた麺を再度、一人前分をお湯にさっとつけて温めなおすのに使われます。
そうするとおそばを入れたおつゆが冷めませんから、熱々の状態でお客さんに提供できます。
その他、単純にそばの水切りのために使う方法もありますし、
釜に残った麺をすくうために使うという方もいらっしゃいます。
こちらの職人さんは、若い時から竹の仕事に携わり、80歳も後半になる現在も、日々精力的に竹細工に打ち込んでらっしゃいます。
特大の業務用からご家庭で使える小さいものなど、関東地方で使われるものなら何でも作られてきたお方です。
そんな方が作るそばふりは真竹のみで仕上げられたものです。
昨今使われているものは、籐(とう)をステンレス線を多用したものがほとんどですが、
こちらは籐は使用せず、真竹のみで仕上げています。
細めのひごを使い、全体を流れるような編み目で規則的に編んでいます。 この編み模様は「とびござ目編み」とも呼ばれます。普通のござ目編みが縦骨を一本ずつ越えて、くぐってを繰り返すのに対して、こちらは縦骨を2本ずつ飛んで編むため、このような名前がついています。すべて外側に表皮が来るように編まれています。 上から内側を見たところです。青い表皮が外側なので、必然的に内側は白い肉のの部分が見える状態になっています。口の直径は19-20cmほどです。 内側も実に流麗な編み目が続きます。 内側の底部分です。そこは水切れが良いように、四つ目編みと言って、比較的編み目の大きい作りになっています。 縁の部分を外側から見ています。竹だけで、巻き留めています。このような仕上げを巻き縁(まきぶち)仕上げと言います。 上から見たところです。同様に竹が巻き付けられている様子がわかります。 底部分を外側から見たところです。この補強の力竹(ちからだけ)が角も補強しつつ、ざる全体を支えています。
業務用では、生産性や耐久性の高さ、価格の安さなどでステンレス製がよく使われているのが現状ですが、
水切りの良さは竹が一番とも言われています。
ご覧の通り、これだけ編み目に隙間があり、なおかつとても軽いです。
日々の厨房で、忙しい時には何度もそばの湯切りをする際には、
道具の重さも体の負担に直結してきます。
もう一度、昔ながらの軽い竹の道具を使ってみても素敵ですよね。
麺好きの方はこちらで本格的な湯切りをしてみてはいかがでしょうか。
まとまった数がご入用の方は、別途お問い合わせください。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。