810205 茨城県/真竹 塩かご(収納かご)正方形/長方形 2タイプ
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大相撲をご覧になったことがあれば、
塩をまく力士の姿をご想像いただけると思います。
こちらの「塩かご」は、その力士が土俵にまく塩を入れるのに使われているかごです。
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その昔、その年の収穫を占う一つの儀式として
大相撲が行われていたとされています。
その歴史は古く1500年以上前に遡ります。
塩をまくことにはこれから相撲を取る神聖な場を清めるという意と、
力士の擦り傷を消毒する意味もあったそうです。
長く続いてきた伝統文化の一端を担っているのが、
こちらの竹で作られた塩かごです。
弊店では、まさに今の大相撲で使われている塩かごを製作している職人さんに、
このかごを作っていただいております。
こちらの職人が作ったものを
全国すべての場所で使用しているかはわかりませんが、
多くの土俵でこちらの方製作の塩かごが使われているといえます。
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いつからこの形、この竹をベースとして作られているのか、
どうして縁巻きは籐(とう)になったのかなど、はっきりしたことはわかっておりません。
籐(とう)は、日本には自生しておらず、
竹細工に使用しているものは、ほぼインドネシアから輸入したものです。
ですから、もとは塩かごも竹のみで仕上げられていたかもしれませんし、
はたまた籐とは別の素材を使って、仕上げていた可能性もあります。
現在作られている職人さんも、先輩から受け継いだときにはこの形だったため
元来の塩かごの形などの歴史については、詳しくわからないとのことです。
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こちらの塩かごは小さいかごとはいえ、丈夫さに重きがおかれている作りです。
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側面の編み目はシンプルなござ目編みという編み方です。
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ポイントはこの縁部分です。このかごの大きさにしては、縁のひごも厚めに、幅も広くとられています。
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縁の上にもう一つ細い竹がぐるりと回されていて、そこに籐がすき間なく、ぎっちりとまかれています。
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さらに縁を持ったときに重さで抜けないよう、各面に二本ずつ籐が底を回って吊ってあります。縁が合わさるところには業務用ならでは、簡潔に釘が打たれています。
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底を支える補強の籐が走っているのがわかります。
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時おり、写真のように竹の繊維に沿って黒いスジのようなもの(“す”と呼ばれます)が混じることがあります。自然についたもので、不良品ではありません。あらかじめご了承ください。
どちらかというと、小さめのかごではあるけれど、
こういった丈夫な作りをするのは、使われる場面がはっきりしているからです。
幕内力士からしか塩をまかないとはいえ、
一日の取り組みで45kg、千秋楽までで考えると650kgほどの塩をが使われているそうです。
そして、取り組みの中で、このかごに力士の体が当たらないとも限りません。
ちょっとやそっとではびくともしない作りがここにあります。
ご家庭での使用に引きつけて考えてみると、
このようながっちりとした正方形の小さいかごは現在少なく、
家の中にあるいろいろなものが収納できそうです。
それでは、2サイズをご紹介していきます。
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こちらは本来の塩かごタイプです。
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上から見るとほぼ正方形です。
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大人の手のひらを目いっぱい伸ばした程度の寸法です。
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日々使う、体温計や塗り薬、充電器など細々したものを入れておいて、リビングと寝室の通いかごとしても活躍します。
ジャムや飲み物の瓶、缶などの重さがあるもののストック入れとしたり、
ハンカチやハンドタオルをまとめておくかごとしてもよいサイズです。
がっちりしてますので、お子さんが荒っぽく扱っても大丈夫ですよ。
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続いてこちらは、塩かごの丈夫な作りはそのままに横に引き伸ばしてもらった長方形のかごです。
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持ったときの大きさイメージです。
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こちらの長方形タイプは、パスタやうどん、そばにそうめんなどの乾麺を横置きでストックできたり、出汁などの乾物を並べて入れたり。
また、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもなど根菜をごろごろ入れておいたりするのに活躍します。
泥や砂が気になる場合はかごの中に紙を敷いたりして、お使いください。
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また、道具かごとしても。
パズルやカードゲーム、ボードゲームを入れたり、おもちゃを入れたり。
お子さんも持ち運べるほどの、ちょうどよい大きさです。
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四角いタイプのかごは同じ棚に並べて使うのも良さそうです。
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こちらは写真左が青みを残した、比較的作りたてのかごで、
写真右は使いはじめてから5、6年が経ち、色味が経年変化したかごです。
お使いになる環境にもよりますが、日光や、蛍光灯のような室内の光を浴びることで、
青竹は徐々に緑色から黄色へと移りかわっていきます。
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本来の使い方はもちろんですが、
職人さんも人それぞれ自由な使い方を楽しんでほしいとのこと。
収納かごとして、台所やリビング、寝室など、
さまざまなシーンでお楽しみください。
どちらかお好みの形をお選びくださいませ。
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<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
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大相撲をご覧になったことがあれば、
塩をまく力士の姿をご想像いただけると思います。
こちらの「塩かご」は、その力士が土俵にまく塩を入れるのに使われているかごです。
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その昔、その年の収穫を占う一つの儀式として
大相撲が行われていたとされています。
その歴史は古く1500年以上前に遡ります。
塩をまくことにはこれから相撲を取る神聖な場を清めるという意と、
力士の擦り傷を消毒する意味もあったそうです。
長く続いてきた伝統文化の一端を担っているのが、
こちらの竹で作られた塩かごです。
弊店では、まさに今の大相撲で使われている塩かごを製作している職人さんに、
このかごを作っていただいております。
こちらの職人が作ったものを
全国すべての場所で使用しているかはわかりませんが、
多くの土俵でこちらの方製作の塩かごが使われているといえます。
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いつからこの形、この竹をベースとして作られているのか、
どうして縁巻きは籐(とう)になったのかなど、はっきりしたことはわかっておりません。
籐(とう)は、日本には自生しておらず、
竹細工に使用しているものは、ほぼインドネシアから輸入したものです。
ですから、もとは塩かごも竹のみで仕上げられていたかもしれませんし、
はたまた籐とは別の素材を使って、仕上げていた可能性もあります。
現在作られている職人さんも、先輩から受け継いだときにはこの形だったため
元来の塩かごの形などの歴史については、詳しくわからないとのことです。
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どちらかというと、小さめのかごではあるけれど、
こういった丈夫な作りをするのは、使われる場面がはっきりしているからです。
幕内力士からしか塩をまかないとはいえ、
一日の取り組みで45kg、千秋楽までで考えると650kgほどの塩をが使われているそうです。
そして、取り組みの中で、このかごに力士の体が当たらないとも限りません。
ちょっとやそっとではびくともしない作りがここにあります。
ご家庭での使用に引きつけて考えてみると、
このようながっちりとした正方形の小さいかごは現在少なく、
家の中にあるいろいろなものが収納できそうです。
それでは、2サイズをご紹介していきます。
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ジャムや飲み物の瓶、缶などの重さがあるもののストック入れとしたり、
ハンカチやハンドタオルをまとめておくかごとしてもよいサイズです。
がっちりしてますので、お子さんが荒っぽく扱っても大丈夫ですよ。
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また、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもなど根菜をごろごろ入れておいたりするのに活躍します。
泥や砂が気になる場合はかごの中に紙を敷いたりして、お使いください。
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また、道具かごとしても。
パズルやカードゲーム、ボードゲームを入れたり、おもちゃを入れたり。
お子さんも持ち運べるほどの、ちょうどよい大きさです。
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四角いタイプのかごは同じ棚に並べて使うのも良さそうです。
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こちらは写真左が青みを残した、比較的作りたてのかごで、
写真右は使いはじめてから5、6年が経ち、色味が経年変化したかごです。
お使いになる環境にもよりますが、日光や、蛍光灯のような室内の光を浴びることで、
青竹は徐々に緑色から黄色へと移りかわっていきます。
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本来の使い方はもちろんですが、
職人さんも人それぞれ自由な使い方を楽しんでほしいとのこと。
収納かごとして、台所やリビング、寝室など、
さまざまなシーンでお楽しみください。
どちらかお好みの形をお選びくださいませ。
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<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
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塩をまく力士の姿をご想像いただけると思います。
こちらの「塩かご」は、その力士が土俵にまく塩を入れるのに使われているかごです。
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大相撲が行われていたとされています。
その歴史は古く1500年以上前に遡ります。
塩をまくことにはこれから相撲を取る神聖な場を清めるという意と、
力士の擦り傷を消毒する意味もあったそうです。
長く続いてきた伝統文化の一端を担っているのが、
こちらの竹で作られた塩かごです。
弊店では、まさに今の大相撲で使われている塩かごを製作している職人さんに、
このかごを作っていただいております。
こちらの職人が作ったものを
全国すべての場所で使用しているかはわかりませんが、
多くの土俵でこちらの方製作の塩かごが使われているといえます。
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いつからこの形、この竹をベースとして作られているのか、
どうして縁巻きは籐(とう)になったのかなど、はっきりしたことはわかっておりません。
籐(とう)は、日本には自生しておらず、
竹細工に使用しているものは、ほぼインドネシアから輸入したものです。
ですから、もとは塩かごも竹のみで仕上げられていたかもしれませんし、
はたまた籐とは別の素材を使って、仕上げていた可能性もあります。
現在作られている職人さんも、先輩から受け継いだときにはこの形だったため
元来の塩かごの形などの歴史については、詳しくわからないとのことです。
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こちらの塩かごは小さいかごとはいえ、丈夫さに重きがおかれている作りです。
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側面の編み目はシンプルなござ目編みという編み方です。
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ポイントはこの縁部分です。このかごの大きさにしては、縁のひごも厚めに、幅も広くとられています。
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縁の上にもう一つ細い竹がぐるりと回されていて、そこに籐がすき間なく、ぎっちりとまかれています。
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さらに縁を持ったときに重さで抜けないよう、各面に二本ずつ籐が底を回って吊ってあります。縁が合わさるところには業務用ならでは、簡潔に釘が打たれています。
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底を支える補強の籐が走っているのがわかります。
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時おり、写真のように竹の繊維に沿って黒いスジのようなもの(“す”と呼ばれます)が混じることがあります。自然についたもので、不良品ではありません。あらかじめご了承ください。
どちらかというと、小さめのかごではあるけれど、
こういった丈夫な作りをするのは、使われる場面がはっきりしているからです。
幕内力士からしか塩をまかないとはいえ、
一日の取り組みで45kg、千秋楽までで考えると650kgほどの塩をが使われているそうです。
そして、取り組みの中で、このかごに力士の体が当たらないとも限りません。
ちょっとやそっとではびくともしない作りがここにあります。
ご家庭での使用に引きつけて考えてみると、
このようながっちりとした正方形の小さいかごは現在少なく、
家の中にあるいろいろなものが収納できそうです。
それでは、2サイズをご紹介していきます。
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こちらは本来の塩かごタイプです。
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上から見るとほぼ正方形です。
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大人の手のひらを目いっぱい伸ばした程度の寸法です。
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日々使う、体温計や塗り薬、充電器など細々したものを入れておいて、リビングと寝室の通いかごとしても活躍します。
ジャムや飲み物の瓶、缶などの重さがあるもののストック入れとしたり、
ハンカチやハンドタオルをまとめておくかごとしてもよいサイズです。
がっちりしてますので、お子さんが荒っぽく扱っても大丈夫ですよ。
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続いてこちらは、塩かごの丈夫な作りはそのままに横に引き伸ばしてもらった長方形のかごです。
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持ったときの大きさイメージです。
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こちらの長方形タイプは、パスタやうどん、そばにそうめんなどの乾麺を横置きでストックできたり、出汁などの乾物を並べて入れたり。
また、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもなど根菜をごろごろ入れておいたりするのに活躍します。
泥や砂が気になる場合はかごの中に紙を敷いたりして、お使いください。
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また、道具かごとしても。
パズルやカードゲーム、ボードゲームを入れたり、おもちゃを入れたり。
お子さんも持ち運べるほどの、ちょうどよい大きさです。
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四角いタイプのかごは同じ棚に並べて使うのも良さそうです。
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こちらは写真左が青みを残した、比較的作りたてのかごで、
写真右は使いはじめてから5、6年が経ち、色味が経年変化したかごです。
お使いになる環境にもよりますが、日光や、蛍光灯のような室内の光を浴びることで、
青竹は徐々に緑色から黄色へと移りかわっていきます。
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本来の使い方はもちろんですが、
職人さんも人それぞれ自由な使い方を楽しんでほしいとのこと。
収納かごとして、台所やリビング、寝室など、
さまざまなシーンでお楽しみください。
どちらかお好みの形をお選びくださいませ。
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<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。