茨城県/真竹 磨き菱目編み 収納BOX
茨城県には熟練の竹職人がまだ数人残っており、
後進の育成をしつつ、現在も仕事に取り組んでらっしゃいます。
かつて、竹製品が当然のように暮らしの道具であった時代に、
親御さんから受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方も多くいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
こちらは、そんな何でも作れる職人さんの仕事場にお邪魔した時に拝見した
「軍鶏(しゃも)籠」をアレンジして作っていただいた、蓋付きの収納かごです。
闘鶏用に手塩にかけて育てた軍鶏を運ぶ時に、このような形の竹かごを使うことがありました。
本来は蓋がもっと深く、底まですっぽりかぶさるもので、蓋の上部には持ち手がついています。
そこに入れて、軍鶏を運んでいました。
職人さんも私たちも、闘鶏のことは詳しくないのですが、
ただ、このかごの作りが美しかったため、ご家庭でも使えるようなかごにアレンジをお願いしました。
このかごは青い真竹の表皮を刃物で薄く削る「みがき」という技術を使い、ひごが作られています。全体の編み目も縁の部分も全てこの磨かれたひごが使われています。 みがきのひご特有の淡い色味が美しいです。
菱の形を作る菱目編みという編み方がベースです。 縁部分も同様に磨かれた竹を使っています。少し肉厚で幅が広い竹2本で編み目を挟みます。 七輪で火をおこし、その火を使って硬い竹を直角に近い角度に曲げます。 そして、特徴的なのはこの銅釘です。これが軍鶏籠のポイントと言えます。
最近はこのように竹に銅釘を合わせたかごを見ることはなかなかありません。 この軍鶏籠のふたや身のかごには、補強の太い「力竹(ちからだけ)」が長辺に3本、短辺に1本通っています。こちらは蓋の上部です。
力竹が交差するところにも、銅釘が使われています。 こちらは身のかごの底部分です。こちらも同様に、銅釘が使われています。
ぐらつきを軽減するため、籐(とう)の飾り編みが4か所に入っています。 蓋のかご、身のかご共に四隅には、補強のため、籐(とう)の飾り結びが施してあります。 身のかごの内寸は、横49cm、奥行20cmほど、高さが23cmほどです。
かごの蓋物というのは、技術が要ります。
微妙な寸法をコントロールし、蓋と身のかごがうまくかみ合うようにしてあります。
そんなことが伝わってくるのか、蓋物というのはなんだかワクワク感があります。
見つめていたら、不思議と「宝箱」が連想されました。
高さはA4サイズを横向きにしてちょうどいいくらいです。
例えば、ご自宅で仕事される場合に使うノートPC、タブレット、手帳、ファイル、筆記用具などの
仕事道具一式をしまっておくのによさそうです。
仕事が終わったら、蓋をしてそこにしまっておけば、仕事と休みの区切りがつきそうです。
また、ここにしまってあれば、たとえリビングに置いてあっても、雰囲気を損ないませんし、
何かあれば、すぐに蓋を外して、仕事道具が取り出せます。
その他、トイレットペーパーやティッシュ、マスクやウエットティッシュなど、
頻繁に使う消耗品のストックを入れておいたりするのにもよさそうです。
元々は軍鶏を運ぶためだった籠が、ご自宅用に変身しました。
美しく磨かれたひごは、きれいにあめ色へ入っていくことも楽しみです。
ぜひ、色の変化もゆっくりとお楽しみくださいませ。
茨城県には熟練の竹職人がまだ数人残っており、
後進の育成をしつつ、現在も仕事に取り組んでらっしゃいます。
かつて、竹製品が当然のように暮らしの道具であった時代に、
親御さんから受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方も多くいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
こちらは、そんな何でも作れる職人さんの仕事場にお邪魔した時に拝見した
「軍鶏(しゃも)籠」をアレンジして作っていただいた、蓋付きの収納かごです。
闘鶏用に手塩にかけて育てた軍鶏を運ぶ時に、このような形の竹かごを使うことがありました。
本来は蓋がもっと深く、底まですっぽりかぶさるもので、蓋の上部には持ち手がついています。
そこに入れて、軍鶏を運んでいました。
職人さんも私たちも、闘鶏のことは詳しくないのですが、
ただ、このかごの作りが美しかったため、ご家庭でも使えるようなかごにアレンジをお願いしました。
このかごは青い真竹の表皮を刃物で薄く削る「みがき」という技術を使い、ひごが作られています。全体の編み目も縁の部分も全てこの磨かれたひごが使われています。 みがきのひご特有の淡い色味が美しいです。
菱の形を作る菱目編みという編み方がベースです。縁部分も同様に磨かれた竹を使っています。少し肉厚で幅が広い竹2本で編み目を挟みます。 七輪で火をおこし、その火を使って硬い竹を直角に近い角度に曲げます。 そして、特徴的なのはこの銅釘です。これが軍鶏籠のポイントと言えます。
最近はこのように竹に銅釘を合わせたかごを見ることはなかなかありません。この軍鶏籠のふたや身のかごには、補強の太い「力竹(ちからだけ)」が長辺に3本、短辺に1本通っています。こちらは蓋の上部です。
力竹が交差するところにも、銅釘が使われています。こちらは身のかごの底部分です。こちらも同様に、銅釘が使われています。
ぐらつきを軽減するため、籐(とう)の飾り編みが4か所に入っています。蓋のかご、身のかご共に四隅には、補強のため、籐(とう)の飾り結びが施してあります。 身のかごの内寸は、横49cm、奥行20cmほど、高さが23cmほどです。
かごの蓋物というのは、技術が要ります。
微妙な寸法をコントロールし、蓋と身のかごがうまくかみ合うようにしてあります。
そんなことが伝わってくるのか、蓋物というのはなんだかワクワク感があります。
見つめていたら、不思議と「宝箱」が連想されました。
高さはA4サイズを横向きにしてちょうどいいくらいです。
例えば、ご自宅で仕事される場合に使うノートPC、タブレット、手帳、ファイル、筆記用具などの
仕事道具一式をしまっておくのによさそうです。
仕事が終わったら、蓋をしてそこにしまっておけば、仕事と休みの区切りがつきそうです。
また、ここにしまってあれば、たとえリビングに置いてあっても、雰囲気を損ないませんし、
何かあれば、すぐに蓋を外して、仕事道具が取り出せます。
その他、トイレットペーパーやティッシュ、マスクやウエットティッシュなど、
頻繁に使う消耗品のストックを入れておいたりするのにもよさそうです。
元々は軍鶏を運ぶためだった籠が、ご自宅用に変身しました。
美しく磨かれたひごは、きれいにあめ色へ入っていくことも楽しみです。
ぜひ、色の変化もゆっくりとお楽しみくださいませ。
茨城県には熟練の竹職人がまだ数人残っており、
後進の育成をしつつ、現在も仕事に取り組んでらっしゃいます。
かつて、竹製品が当然のように暮らしの道具であった時代に、
親御さんから受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方も多くいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
こちらは、そんな何でも作れる職人さんの仕事場にお邪魔した時に拝見した
「軍鶏(しゃも)籠」をアレンジして作っていただいた、蓋付きの収納かごです。
闘鶏用に手塩にかけて育てた軍鶏を運ぶ時に、このような形の竹かごを使うことがありました。
本来は蓋がもっと深く、底まですっぽりかぶさるもので、蓋の上部には持ち手がついています。
そこに入れて、軍鶏を運んでいました。
職人さんも私たちも、闘鶏のことは詳しくないのですが、
ただ、このかごの作りが美しかったため、ご家庭でも使えるようなかごにアレンジをお願いしました。
このかごは青い真竹の表皮を刃物で薄く削る「みがき」という技術を使い、ひごが作られています。全体の編み目も縁の部分も全てこの磨かれたひごが使われています。 みがきのひご特有の淡い色味が美しいです。
菱の形を作る菱目編みという編み方がベースです。 縁部分も同様に磨かれた竹を使っています。少し肉厚で幅が広い竹2本で編み目を挟みます。 七輪で火をおこし、その火を使って硬い竹を直角に近い角度に曲げます。 そして、特徴的なのはこの銅釘です。これが軍鶏籠のポイントと言えます。
最近はこのように竹に銅釘を合わせたかごを見ることはなかなかありません。 この軍鶏籠のふたや身のかごには、補強の太い「力竹(ちからだけ)」が長辺に3本、短辺に1本通っています。こちらは蓋の上部です。
力竹が交差するところにも、銅釘が使われています。 こちらは身のかごの底部分です。こちらも同様に、銅釘が使われています。
ぐらつきを軽減するため、籐(とう)の飾り編みが4か所に入っています。 蓋のかご、身のかご共に四隅には、補強のため、籐(とう)の飾り結びが施してあります。 身のかごの内寸は、横49cm、奥行20cmほど、高さが23cmほどです。
かごの蓋物というのは、技術が要ります。
微妙な寸法をコントロールし、蓋と身のかごがうまくかみ合うようにしてあります。
そんなことが伝わってくるのか、蓋物というのはなんだかワクワク感があります。
見つめていたら、不思議と「宝箱」が連想されました。
高さはA4サイズを横向きにしてちょうどいいくらいです。
例えば、ご自宅で仕事される場合に使うノートPC、タブレット、手帳、ファイル、筆記用具などの
仕事道具一式をしまっておくのによさそうです。
仕事が終わったら、蓋をしてそこにしまっておけば、仕事と休みの区切りがつきそうです。
また、ここにしまってあれば、たとえリビングに置いてあっても、雰囲気を損ないませんし、
何かあれば、すぐに蓋を外して、仕事道具が取り出せます。
その他、トイレットペーパーやティッシュ、マスクやウエットティッシュなど、
頻繁に使う消耗品のストックを入れておいたりするのにもよさそうです。
元々は軍鶏を運ぶためだった籠が、ご自宅用に変身しました。
美しく磨かれたひごは、きれいにあめ色へ入っていくことも楽しみです。
ぜひ、色の変化もゆっくりとお楽しみくださいませ。