810208 茨城県/真竹 三本手角かご 足つき 中・大 2サイズ
こちらは青い真竹で持ち手がついた、足つきの角籠(かくかご)です。
中サイズと大サイズの2サイズがあります。
こちらの角籠のようなタイプの籠作りには、
太い竹を削ったり、火を使って竹を折り曲げたりと
「長い直線の竹を四角形にする」という独自の技術が必要とされます。
この角籠が製作できる技術を持った職人は
角籠作りの最盛期に比べると激減しており、今では数えられるほどとなっています。
こちらの手付きの足付き角かごも、実は復刻版として作られたものです。
新潟県佐渡島でも、この形の籠が盛んに作られていた時代がありましたが、
残念ながら今では作られなくなってしまいました。
弊店にいくつか古いものが残っていたため、
茨城の職人さんにお願いをして、再現していただきました。
写真左が佐渡のもの、右が茨城の職人が復刻したものです。
職人さんにこれを再現してほしい旨をお伝えすると、
「自分がやってきた仕上げ方で良ければ、作るよ」とのお言葉をいただき、
念願かなったものです。
こちらの職人さんは、以前に業務用としての角籠を作られていたご経験があるため、
この籠の製作を引き受けてくださいました。
そのため、佐渡島製のものとは細かな部分の仕上げが違います。
再現(コピー)というよりは、音楽で言う「カバー」に近いかもしれません。
青竹細工の強みの一つは、
笹のような細い竹を使う細工と違い、厚みや幅が取れることによって、
日々の運搬などの業務やハードユースに耐えうる強さを持っていることです。
全く同じ仕様を再現することは材料の都合で叶わないものの、
竹細工のみで生計を立ててきたこちらの職人さんが作られた籠は、
使う方にとってはこの上なく信頼できる籠になることと思います。
サイズは中サイズと大サイズの2サイズを順にご紹介します。
こちらは中サイズです。
そこまで大きすぎず、取り回しのしやすいサイズと言えます。
スリッパなどの履物入れにしたり、
よく使う道具を入れて置いたり、野菜や根菜、少し重さのある液体調味料のストックを入れておくのにもいいと思います。
こちらは大サイズです。
中サイズに比べてしっかりとした大きさですので、たくさんのものが入れられます。
冷蔵庫に入れない野菜や果物、ストック類を入れてもいいですし、マガジンラックのように使うこともできそうです。
持ち手があることで、掃除のときやちょっと場所を変えたいときにも、
バランスよくかごを持つことができます。
また、手つきのかごはそこにあるだけで、空間を演出してくれます。
フローリングに直置きする場合、竹の足部分で床に傷がつくこともありますので、
床とかごの間に布や紙を敷いたり、足にクッションを当てるなどしてご使用ください。
一度途絶えてしまったこの形のかご、
再び、暮らしの中で活躍してくれることと思います。
サイズを比べていただき、「中」と「大」お好みの方をお選びくださいませ。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
こちらは青い真竹で持ち手がついた、足つきの角籠(かくかご)です。
中サイズと大サイズの2サイズがあります。
こちらの角籠のようなタイプの籠作りには、
太い竹を削ったり、火を使って竹を折り曲げたりと
「長い直線の竹を四角形にする」という独自の技術が必要とされます。
この角籠が製作できる技術を持った職人は
角籠作りの最盛期に比べると激減しており、今では数えられるほどとなっています。
こちらの手付きの足付き角かごも、実は復刻版として作られたものです。
新潟県佐渡島でも、この形の籠が盛んに作られていた時代がありましたが、
残念ながら今では作られなくなってしまいました。
弊店にいくつか古いものが残っていたため、
茨城の職人さんにお願いをして、再現していただきました。
写真左が佐渡のもの、右が茨城の職人が復刻したものです。
職人さんにこれを再現してほしい旨をお伝えすると、
「自分がやってきた仕上げ方で良ければ、作るよ」とのお言葉をいただき、
念願かなったものです。
こちらの職人さんは、以前に業務用としての角籠を作られていたご経験があるため、
この籠の製作を引き受けてくださいました。
そのため、佐渡島製のものとは細かな部分の仕上げが違います。
再現(コピー)というよりは、音楽で言う「カバー」に近いかもしれません。
青竹細工の強みの一つは、
笹のような細い竹を使う細工と違い、厚みや幅が取れることによって、
日々の運搬などの業務やハードユースに耐えうる強さを持っていることです。
全く同じ仕様を再現することは材料の都合で叶わないものの、
竹細工のみで生計を立ててきたこちらの職人さんが作られた籠は、
使う方にとってはこの上なく信頼できる籠になることと思います。
サイズは中サイズと大サイズの2サイズを順にご紹介します。
持ち手があることで、掃除のときやちょっと場所を変えたいときにも、
バランスよくかごを持つことができます。
また、手つきのかごはそこにあるだけで、空間を演出してくれます。
フローリングに直置きする場合、竹の足部分で床に傷がつくこともありますので、
床とかごの間に布や紙を敷いたり、足にクッションを当てるなどしてご使用ください。
一度途絶えてしまったこの形のかご、
再び、暮らしの中で活躍してくれることと思います。
サイズを比べていただき、「中」と「大」お好みの方をお選びくださいませ。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
こちらは青い真竹で持ち手がついた、足つきの角籠(かくかご)です。
中サイズと大サイズの2サイズがあります。
こちらの角籠のようなタイプの籠作りには、
太い竹を削ったり、火を使って竹を折り曲げたりと
「長い直線の竹を四角形にする」という独自の技術が必要とされます。
この角籠が製作できる技術を持った職人は
角籠作りの最盛期に比べると激減しており、今では数えられるほどとなっています。
こちらの手付きの足付き角かごも、実は復刻版として作られたものです。
新潟県佐渡島でも、この形の籠が盛んに作られていた時代がありましたが、
残念ながら今では作られなくなってしまいました。
弊店にいくつか古いものが残っていたため、
茨城の職人さんにお願いをして、再現していただきました。
写真左が佐渡のもの、右が茨城の職人が復刻したものです。
職人さんにこれを再現してほしい旨をお伝えすると、
「自分がやってきた仕上げ方で良ければ、作るよ」とのお言葉をいただき、
念願かなったものです。
こちらの職人さんは、以前に業務用としての角籠を作られていたご経験があるため、
この籠の製作を引き受けてくださいました。
そのため、佐渡島製のものとは細かな部分の仕上げが違います。
再現(コピー)というよりは、音楽で言う「カバー」に近いかもしれません。
青竹細工の強みの一つは、
笹のような細い竹を使う細工と違い、厚みや幅が取れることによって、
日々の運搬などの業務やハードユースに耐えうる強さを持っていることです。
細めのひごをゴザ目編みという編み方で規則的に編んでいます。
太い縁と縦に通る力竹も特徴的です。これらが角籠の基本的な仕様です。
この職人さんの角籠の縁の特徴は内側も表皮が見えるように作ることです。元々の佐渡の物は、竹の白い内側(肉と呼んだりします)が見えるような作りですが、この作り方をずっとされてきたこの職人さんならではの部分です。
縦に通っている、幅が広い竹は曲げる部分を薄く削り、火であぶって柔らかくし、内側に織り込まれます。
底部分は「いかだ底編み」という編み方で、丈夫なかごを作るときによく使われる編み方です。
底には力竹が何本も通っていて、四隅には足を差しています。佐渡島のものとは少しこちらも仕様が違います。
佐渡のものは細めの丸い竹を刺しているのに対し、復刻したものは、竹を割り、厚みのあるひごにし差しています。こちらのほうが、乾燥による竹割れを防ぐことができます。
三本の持ち手は真ん中あたりで籐(とう)を使ってまとめています。
持ち手と縁を留める部分は、佐渡の物は長い釘を使っていました。
しかし、昔の佐渡版のようになかなか良い金具が見つからず、針金や銅線を使って留めています。
角部分や竹を折り曲げたりする部分には、作り手さんが曲げる目印がマジックでつけられています。標準仕様となります。
その他、竹の表皮の剥離や、
表皮に黒ずみ(竹の表皮に残る泥汚れの残り)が見られることがありますが、不良品ではございません。使用上も問題ありませんので、ご安心ください。
全く同じ仕様を再現することは材料の都合で叶わないものの、
竹細工のみで生計を立ててきたこちらの職人さんが作られた籠は、
使う方にとってはこの上なく信頼できる籠になることと思います。
サイズは中サイズと大サイズの2サイズを順にご紹介します。
こちらは中サイズです。
そこまで大きすぎず、取り回しのしやすいサイズと言えます。
スリッパなどの履物入れにしたり、
よく使う道具を入れて置いたり、野菜や根菜、少し重さのある液体調味料のストックを入れておくのにもいいと思います。
こちらは大サイズです。
中サイズに比べてしっかりとした大きさですので、たくさんのものが入れられます。
冷蔵庫に入れない野菜や果物、ストック類を入れてもいいですし、マガジンラックのように使うこともできそうです。
持ち手があることで、掃除のときやちょっと場所を変えたいときにも、
バランスよくかごを持つことができます。
また、手つきのかごはそこにあるだけで、空間を演出してくれます。
フローリングに直置きする場合、竹の足部分で床に傷がつくこともありますので、
床とかごの間に布や紙を敷いたり、足にクッションを当てるなどしてご使用ください。
一度途絶えてしまったこの形のかご、
再び、暮らしの中で活躍してくれることと思います。
サイズを比べていただき、「中」と「大」お好みの方をお選びくださいませ。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。