810209 茨城県/真竹 角かご(御用かご)足つき 中・大 2サイズ
こちらは青い真竹で作られた足つきの角籠(かくかご)です。
中サイズと大サイズの2サイズがあります。
こちらの角籠のようなタイプの籠作りには、
太い竹を削ったり、火を使って竹を折り曲げたりと
「長い直線の竹を四角形にする」という独自の技術が必要とされます。
この角籠が製作できる技術を持った職人は
角籠作りの最盛期に比べると激減しており、今では数えられるほどとなっています。
こちらの足付き角かごも、実は復刻版として作られたものです。
新潟県佐渡島でも、この形の籠が盛んに作られていた時代がありましたが、
残念ながら今では作られなくなってしまいました。
弊店にいくつか古いものが残っていたため、
茨城の職人さんにお願いをして、再現していただきました。
取っ手付きの屋内外で持ち運ぶ籠もいいですが、
同時に家の中で置いて使うかごもあっていいのではと思ったからです。
真竹の青竹細工の強みの一つは、
笹のような細い竹を使う細工と違い、厚みや幅が取れることによって、
日々の運搬などの業務やハードユースに耐えうる強さを持っていることです。
太い縁と縦に通る力竹と、
細めのひごをゴザ目編みという編み方で規則的に編んでいく、これらが角籠の基本的な仕様です。
この職人さんの角籠の縁の特徴は内側も表皮が見えるように作ることです。
もとの佐渡の物は、竹の白い内側(肉と呼んだりします)が見えるような作りですが、この作り方をずっとされてきたこの職人さんならではの部分です。
縦に通っている、幅が広い竹は曲げる部分を薄く削り、火であぶって柔らかくし、内側に織り込まれます。
底部分は「いかだ底編み」という編み方で、丈夫なかごを作るときによく使われる編み方です。
裏返した底には力竹が何本も通っていて、四隅には足を差しています。佐渡島のものとは少しこちらも仕様が違います。
佐渡のものは細めの丸い竹を差しているのに対し、復刻したものは、竹を割り、厚みのあるひごにして差しています。こちらのほうが、乾燥による竹割れを防ぐことができます。
角部分や竹を折り曲げたりする部分には、作り手さんが曲げる目印がマジックでつけられています。標準仕様となります。
その他、竹の表皮の剥離や、
表皮に黒ずみ(竹の表皮に残る泥汚れの残り)が見られることがありますが、不良品ではございません。使用上も問題ありませんので、ご安心ください。
こちらの職人が作られた籠は多少の粗さがあるものの、
丈夫なかごをつくるという意味で言えば、
使う方にとってはこの上なく信頼できる籠になることと思います。
それぞれのサイズを順にご紹介していきます。
こちらは中サイズです。
そこまで大きすぎず、取り回しのしやすいサイズと言えます。
とはいえ、四角形ですから、部屋の隅や壁につけてもデッドスペースなく、しっかりと物が入れられます。スリッパなど履き物入れとしても。
続いてこちらは大サイズです。
中サイズに比べてしっかりとした大きさですので、たくさんのものが入ります。
冷蔵庫に入れない野菜や果物、瓶や缶に入ったストック類を入れてもいいですね。
道具入れや新聞入れとして。
野菜や根菜、少し重さのある液体調味料のストックを入れるのもいいと思います。
足がついていることで、棚の高さなどをあまり気にせず、
床に直におけるのがいいですよね。
床においても籠自体は浮いていて、下が通気するところもなんだか安心感あります。
フローリングに直置きする場合、竹の足部分で床に傷がつくこともありますので、
床とかごの間に布や紙を敷いたり、足にクッションを当てるなどしてご使用ください。
がっちりとした作りの四角い籠、ご家庭用、業務用問わず、お使いいただけることと思います。
「中サイズ」または「大サイズ」、お好みのサイズをお選びくださいませ。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
こちらは青い真竹で作られた足つきの角籠(かくかご)です。
中サイズと大サイズの2サイズがあります。
こちらの角籠のようなタイプの籠作りには、
太い竹を削ったり、火を使って竹を折り曲げたりと
「長い直線の竹を四角形にする」という独自の技術が必要とされます。
この角籠が製作できる技術を持った職人は
角籠作りの最盛期に比べると激減しており、今では数えられるほどとなっています。
こちらの足付き角かごも、実は復刻版として作られたものです。
新潟県佐渡島でも、この形の籠が盛んに作られていた時代がありましたが、
残念ながら今では作られなくなってしまいました。
弊店にいくつか古いものが残っていたため、
茨城の職人さんにお願いをして、再現していただきました。
それがこの二つの籠です。
取っ手付きの屋内外で持ち運ぶ籠もいいですが、
同時に家の中で置いて使うかごもあっていいのではと思ったからです。
真竹の青竹細工の強みの一つは、
笹のような細い竹を使う細工と違い、厚みや幅が取れることによって、
日々の運搬などの業務やハードユースに耐えうる強さを持っていることです。
もとの佐渡の物は、竹の白い内側(肉と呼んだりします)が見えるような作りですが、この作り方をずっとされてきたこの職人さんならではの部分です。
こちらの職人が作られた籠は多少の粗さがあるものの、
丈夫なかごをつくるという意味で言えば、
使う方にとってはこの上なく信頼できる籠になることと思います。
それぞれのサイズを順にご紹介していきます。
足がついていることで、棚の高さなどをあまり気にせず、
床に直におけるのがいいですよね。
床においても籠自体は浮いていて、下が通気するところもなんだか安心感あります。
フローリングに直置きする場合、竹の足部分で床に傷がつくこともありますので、
床とかごの間に布や紙を敷いたり、足にクッションを当てるなどしてご使用ください。
がっちりとした作りの四角い籠、ご家庭用、業務用問わず、お使いいただけることと思います。
「中サイズ」または「大サイズ」、お好みのサイズをお選びくださいませ。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。
こちらは青い真竹で作られた足つきの角籠(かくかご)です。
中サイズと大サイズの2サイズがあります。
こちらの角籠のようなタイプの籠作りには、
太い竹を削ったり、火を使って竹を折り曲げたりと
「長い直線の竹を四角形にする」という独自の技術が必要とされます。
この角籠が製作できる技術を持った職人は
角籠作りの最盛期に比べると激減しており、今では数えられるほどとなっています。
こちらの足付き角かごも、実は復刻版として作られたものです。
新潟県佐渡島でも、この形の籠が盛んに作られていた時代がありましたが、
残念ながら今では作られなくなってしまいました。
弊店にいくつか古いものが残っていたため、
茨城の職人さんにお願いをして、再現していただきました。
左が佐渡のもの、右が茨城県の職人が復刻したものです。
そして、その職人さんに手付きのかごを作っていただくときに、取っ手を付けない、シンプルな足付きの籠も同時にお願いをしました。
それがこの二つの籠です。
取っ手付きの屋内外で持ち運ぶ籠もいいですが、
同時に家の中で置いて使うかごもあっていいのではと思ったからです。
真竹の青竹細工の強みの一つは、
笹のような細い竹を使う細工と違い、厚みや幅が取れることによって、
日々の運搬などの業務やハードユースに耐えうる強さを持っていることです。
太い縁と縦に通る力竹と、
細めのひごをゴザ目編みという編み方で規則的に編んでいく、これらが角籠の基本的な仕様です。
この職人さんの角籠の縁の特徴は内側も表皮が見えるように作ることです。
もとの佐渡の物は、竹の白い内側(肉と呼んだりします)が見えるような作りですが、この作り方をずっとされてきたこの職人さんならではの部分です。
縦に通っている、幅が広い竹は曲げる部分を薄く削り、火であぶって柔らかくし、内側に織り込まれます。
底部分は「いかだ底編み」という編み方で、丈夫なかごを作るときによく使われる編み方です。
裏返した底には力竹が何本も通っていて、四隅には足を差しています。佐渡島のものとは少しこちらも仕様が違います。
佐渡のものは細めの丸い竹を差しているのに対し、復刻したものは、竹を割り、厚みのあるひごにして差しています。こちらのほうが、乾燥による竹割れを防ぐことができます。
角部分や竹を折り曲げたりする部分には、作り手さんが曲げる目印がマジックでつけられています。標準仕様となります。
その他、竹の表皮の剥離や、
表皮に黒ずみ(竹の表皮に残る泥汚れの残り)が見られることがありますが、不良品ではございません。使用上も問題ありませんので、ご安心ください。
こちらの職人が作られた籠は多少の粗さがあるものの、
丈夫なかごをつくるという意味で言えば、
使う方にとってはこの上なく信頼できる籠になることと思います。
それぞれのサイズを順にご紹介していきます。
こちらは中サイズです。
そこまで大きすぎず、取り回しのしやすいサイズと言えます。
とはいえ、四角形ですから、部屋の隅や壁につけてもデッドスペースなく、しっかりと物が入れられます。スリッパなど履き物入れとしても。
続いてこちらは大サイズです。
中サイズに比べてしっかりとした大きさですので、たくさんのものが入ります。
冷蔵庫に入れない野菜や果物、瓶や缶に入ったストック類を入れてもいいですね。
道具入れや新聞入れとして。
野菜や根菜、少し重さのある液体調味料のストックを入れるのもいいと思います。
足がついていることで、棚の高さなどをあまり気にせず、
床に直におけるのがいいですよね。
床においても籠自体は浮いていて、下が通気するところもなんだか安心感あります。
フローリングに直置きする場合、竹の足部分で床に傷がつくこともありますので、
床とかごの間に布や紙を敷いたり、足にクッションを当てるなどしてご使用ください。
がっちりとした作りの四角い籠、ご家庭用、業務用問わず、お使いいただけることと思います。
「中サイズ」または「大サイズ」、お好みのサイズをお選びくださいませ。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。